証と笑顔 ページ20
『あ、みてナタリー!あのペンダント凄い可愛いよ!』
ワットソン「ほんとね!あ、名前入れられるみたいよ?」
『え、なにそれ素晴らしすぎる』
いつの間にかタメ口で話してる。ちょっとみないうちにあっという間に仲良くなって、本当によく似てる
ワットソン「ねぇレネイ?素敵だと思わない?」
レイス「色が綺麗ね」
『レネイ?』
ふと、不思議な顔をして首を傾げる彼女が目に入った
レイス「私の名前。レイスはゲーム内の呼び名よ」
『あぁ!やっぱみんなコードネーム的な感じで呼ばれてるんですねぇ』
ワットソン「ウィ!明かしたくない人もいるみたいだから、私も全員の本名を把握しているわけではないの」
『なるほどなるほど』
ワットソン「ところで……ペンダント、どうする?」
『あっ、そうだったね!どうしようか?』
紫と青と黄色の3色。キラキラと光を反射してナタリーとAの顔を写している。
こういう装飾品だって、美しいと思えるようになったのは最近のことだ。以前の私には心惹かれる感覚がわからなかったし、金属の塊としか思えなかったのに。
ここに来て、みんなと過ごすうちに心が満たされるという感覚を知ってしまったせいかもしれない
もちろん今だって過去に対するコンプレックスが消えた訳ではないけど。
『紫…黄色…青……なら、3人でお揃いにしませんか?』
ワットソン「ナイスアイディア!レネイはどう?」
お揃い…か。いいかもしれない。
私がここにいたという、みんなといたという、証。
レイス「良いわね、そうしましょうか」
『やった!名前いれてもらいましょうね!』
ワットソン「もちろん!」
今は彼女たちが笑っていれば、それでいい。
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かぼちゃ(プロフ) - 真夜さん» 真夜様、とても嬉しいコメントをありがとうございます!歓喜して頂けるとは…!感謝しかありません!拙い文章ですが、これからもよろしくお願いします! (2020年11月10日 20時) (レス) id: 3189cdcc7b (このIDを非表示/違反報告)
真夜(プロフ) - こんにちは!いつも更新を楽しみ読ませていただいてます(^^)レイスが好きなのですがなかなか書き手の方がいらっしゃらなくて、かぼちゃ様の作品を見つけて歓喜しました…!これからも楽しみに読ませて頂きます(*^^)v素敵な作品ありがとうございます! (2020年11月10日 17時) (レス) id: c3ed1a5107 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かぼちゃ | 作成日時:2020年4月13日 17時