雲間がむっつ ページ6
あの後ポツポツと降り始めた雨を傘で遮断しながら、助けてくれた先輩と一緒に登校することに
なんでいたんですか。
いやな、なんかいやな夢見てさ。
早めに目が覚めたんよ。
話を聞くと、人よりは遅いもののいつもより早起きをし、二度寝しようにも眠りにつくのがいやになる様な内容の夢だった為学校に行くことにしたと
その途中で自分を見つけてくれたらしい
ほんと吃驚したわ。
ふらふら川に近づいてって…、早起きしてよかったわ!
いや、早起きってほどでもないですよ。
でもまぁ、有難う御座います。
おう。
段々と雨脚が強くなってくる中さっきの変な出来事を忘れて話し込む
きっと低気圧にやられたんだと簡潔し深くは考えなかった
それじゃまた放課後に。
A。
なんですか。
なんかあったら言えよ。
何か…いや、特にそれらしいことはない
悩んでることも気になることも特にはない、その有無を伝えると、「そーか」と言って教室へ向かって行った
その姿を見送り自分も教室へと向かって行った
先輩のおかげか、それともそこまで気にしてなかったのか、いや殆ど覚えてなかっただけだがあの不思議な出来事はもうどうでも良くなっていた
それでこの文章の解釈としては〜…。
暇な授業は静かな教室に響く雨音をBGMに眠るのが良い
基本的にしっかりと教科書見ていれば赤点は取らなくて済むし授業態度が悪くても提出物が出てればそこまで言われることはない
授業の板書をしなくても自分でノートをまとめるくらいをしておけば最低限の点数は取れる
そのくらいこの学校は緩かった
優しく手招く眠気に誘われるがままに、しっかりと枕用にタオルも用意し意識を落とした
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あげのり | 作成日時:2022年5月21日 20時