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雲間がとおあまりここのつ ページ19
両親が帰る時、ずっと付き添ってくれていた先輩がやってきて小言を言ってから軽く頭をこづいてきた
…すまんな。
何がですか。
なんか様子がおかしかったのは知ってたのに、気づいてやれなくて。
寒気がした
こんなにも塩らしい先輩を見ることがないため気持ち悪く感じそのことを伝えればまた軽く頭をこづかれた
怒っているようには見えるが、その顔は晴れる様子はなかった
たださっきよりも少しだけ軽くなったように感じた
先輩が帰って何時間かたった時すっかり当たりは消灯し真っ暗闇となっていた
先程まで眠っていたせいか全く眠気が来ず、只々ぼけっと病室のカーテンを眺めるだけだった
あまりにも暇だったせいか、ふと妹が入れてくれたと言っていたゲーム機を探しに近くの引き出しを開けた
そこにはどこかみたことがある紫の紫陽花が描かれた便箋だった
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作者名:あげのり | 作成日時:2022年5月21日 20時