＿＿ Love weather.23 ページ23
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＿＿ 次の日。
少しくらい足も治ったかなと思えば、
捻挫の腫れが酷くなっていた。
まぁ、そんなものだろうと諦めて学校に行く。
珍しく母が学校まで送ってくれて。
いつもなら自力で行けって言うのになぁと、母の優しさに浸りながら 教室まで足を進めた。
初めて朝練とは違う時間に学校に来た。
まぁ、こんな足で部活やろうとか、馬鹿だけどね。
教室に入ると一番に優太が駆け寄ってくる。
カバンを持ってくれたり、
肩を貸してくれたり…。
世話好きなのか、心配性なのか。
どっちもか。
優太「 しばらく部活出来ねぇよなぁ…
もーすぐ大会だってのに 」
『 今それ言わないでよ、悲しくなるじゃん 』
不機嫌にもそう返せば、“ わりぃわりぃ ” と謝る。
でも、優太が言いたくなる気持ちも分かった。
大会まで残り少ないこんな大事な時期に怪我をするなんて、追い込みどころでは無くなってしまう。
心も体も痛かった。
そもそも、大会前に球技大会なんかやるからだ、
なんて最終的には他のせいにしたり。
優太「 治りそ？ 」
『 まぁ…全力は出せないだろうけど 』
自分の席に座りながら聞いてくる。
私が応えると、だよなーなんて笑っていた。
男バスと女バスでは、大会会場が違うから、気になってしまう優太の気持ちも把握出来た。
にしても、心配し過ぎだけどね。
『 大丈夫、きっと治すから 』
優太「 おう、それ聞いて安心したわ 」
私がそう言って笑えば、
にｯ と口角を上げた。
走り込みとかは出来なくても、ドリブル練習とかパス練習なら出来るから それをやるしかない。
少しでもレベルを下げないように。
部員のみんなにも ちゃんも謝っておかないと。
あと、絶対治すって事も。
優太「 なんかあったら、いつでも頼れよ？ 」
『 うん、ありがと 』
優太の心強い言葉に、心の緊張が止んだ。
心配性だとか、過剰だとか、色々言ってみたけど、なんだかんだ優太には助けて貰っている。
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あぐた。(プロフ) - Sさん» コメントありがとうございます。afterstoryは今、下書きをしておりますので、しばしお待ちください！ (2020年1月28日 22時) (
レス) id: b86c6074bc (このIDを非表示/違反報告)
S(プロフ) - 完結おめでとうございます！やっと付き合った2人のラブラブなafterstoryも気になります！ (2020年1月28日 19時) (レス) id: a50c63b20c (このIDを非表示/違反報告)
あぐた。(プロフ) - 箱推しティアラさん» コメントありがとうございます。更新、頑張ります！ (2020年1月25日 1時) (レス) id: b86c6074bc (このIDを非表示/違反報告)
箱推しティアラ(プロフ) - おもしろいし、この作品好きです！読みやすいですよ。更新頑張ってください！ (2020年1月25日 0時) (レス) id: 0d9bac845e (このIDを非表示/違反報告)
あぐた。(プロフ) - さちままさん» コメントありがとうございます。ただ書いているだけで全然語彙力や文章力が無いので…そのように褒めて頂ける事、とても光栄です！ (2020年1月22日 18時) (レス) id: b86c6074bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あぐた。 | 作成日時：2020年1月19日 19時
