Prologue ページ1
ま「はぁ...」
僕は深い溜め息を地面に落とした
今日は一年で一番最悪な日...僕の彼女、相澤Aが死んだ日だ
Aのお墓を見ては毎回、彼女は死んだのだと自覚する
そ「元気出せ、Aが心配するぞ」
天「そうそう!
笑ってるまふくんが一番好きってAが言ってたし!!」
付き添ってくれた天月くんとそらるさんが僕を元気づける
でも、少し心の底に黒く重いものがあった
二人は僕の家の前まで送ってくれた
お別れをしようとした時、天月くんが
天「今日は非通知でも電話を出てみて!
きっと良いことが起こるよ」
そう言って微笑んだ
なぜだか分からないが、僕は天月くんの言葉を信じようと思った
リビングに行き、スマホを机に置いた時
ブーッブーッ...
スマホが鳴った
僕が恐る恐る画面を見ると、非通知から電話がきていた
僕は天月くんの言葉を信じて電話に出た
ま「もしもし...」
『もしもし〜
相川真冬で合ってます?』
懐かしい声がスマホの中から聞こえた
元気で人懐っこいのが声で分かる
亡くなった僕の彼女、Aみたいだった
...ん?もしかして
ま「えっと...お名前は...」
『みんなのアイドル、相澤Aちゃんだお☆』
皆さん、聞いてください
元カノ(幽霊)と電話できました
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設定
相澤A ♀ 20XX年3月22日死亡 24歳
性格は明るく、誰とでも仲良くなれちゃう天才
両親はどちらも他界しており、孤児
施設で育ってきたため、小さい子が大好き
真冬とは高校から一緒
相川真冬 ♂ 24歳
根暗でコミュ力が年々低下している
一人っ子で部屋でゲームをしていることが多い
人とはあまり話したくない系のこちら側の人
Aとは高校から一緒
天宮翔太 ♂ 24歳
いつの間にか友達になっている人
「え、いたの!?」って言うとシュンってなっちゃう
主人公タイプなので友達が多い
Aとは高校から一緒
一ノ瀬彼方 ♂ 27歳
天才肌のラスボス的な人
便りになる先輩だが毎日ヤダヤダ期みたいなものなので、ちゃんとしてくれない
なぜか友達多い
Aとは高校の先輩後輩
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作者名:月星空 | 作成日時:2022年12月1日 14時