第３６０話〜仲良くなろう〜 ページ35
5人「！！」
A達5人は、クナイの表情を見て驚いた。
クナイ「っ……っ……！！」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ…
クナイが武器を落としたと思ったら、その場で座り込むように崩れ落ち、目を見開いて大量の涙を流していたからだ。
A「クナイちゃん、どうしたの？私、何か悪い事でも言った？:;(´◦ω◦｀);:」
クナイ「…羨ましかったんだ…。」
シズル「えっ？」
クナイ「昔から私は、“仲間”とか“友達”とか…そういうのにはとても無縁だった…。だから、戦う事でしか誰かと接する事が出来なかったんだ…。だがこの前、お前達が…人間と怨霊が仲良くしているのを見た時、胸の奥がとてもモヤモヤした…チクチクした…。」
A「そうだったのね…。」
クナイ「そんな時、お前達3人が笑顔でとても楽しそうにしているのが見えて、凄く羨ましかった…。『自分もあの子と仲良くなりたい。友達になりたい。ずっと一緒に居たい。』って…そう思った…。でも、『こんな私と仲良くなっても、いつか見捨てられるんじゃないか』と思ったら怖かった…辛かった…寂しかった…！だから私は…！！」
『お前達に勝負を挑むしかなかったんだ。』…そう言いかけたその時。
A「クナイちゃん。」
ｷﾞｭｯ…!
何とAが、クナイを抱き締めたのだ。
クナイ「………！？」
A「クナイちゃんがそこまで思っているなんて、知らなかった…。私ね、最初にクナイちゃんから『決闘を申し込む』って言われた時は、凄くびっくりしちゃった。でも、今のクナイちゃんの素直な気持ちが聞けて、とても嬉しかった。」
クナイ「………！！」
A「言いそびれちゃったけど…私は“黒龍A”！クナイちゃん、私は…何があっても友達を絶対に見捨てたりなんかしない！私もクナイちゃんと仲良くなりたい！ずっと一緒に居たい！だから、私達と仲良くなろう！」
クナイ「っ…A〜…！うわぁぁぁっ…！！」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ…!!
自分が今まで心の奥底に閉まっていたものが全て解放されたのか、先程にも負けない量の涙を流してAを抱き締め返すクナイだった。
すると…。
ﾊﾟｧｧｧｯ!!
ドラコ「っ！？ガゥガゥ！！」
ガルド「何っ！？おい！感動の場面の最中に悪いが、向こうの方にヤバい怨霊が現れたみたいだ！」
A「えっ！？」
ドラコの方を見ると、水晶が黒く光っていた。
シズル「向こうって…クウカちゃん達が居る方向じゃ…！行ってみよう！」
A「はい！」
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野志栞奈(プロフ) - 月華姫さん» お久しぶりです！マジですか！ありがとうございます！これからもよろしくです！(*`･ω･´) (2020年11月27日 13時) (
レス) id: f6002e7170 (このIDを非表示/違反報告)
月華姫 - お久しぶりです！365話にて誤字報告！〜戻って薪集めチーム〜あたり、最初の台詞の人の名前「ジンペイ」になってます。此れからも応援しています(｀・ω・´)ｂではまたっ♪ (2020年11月27日 12時) (レス) id: 8f77e3b2d4 (このIDを非表示/違反報告)
マヒル - 野志栞奈さん» それじゃ〜また明日！(*^^*)そしてお休みなさいませ･･･zzz (2020年11月21日 23時) (レス) id: b14f31b6f0 (このIDを非表示/違反報告)
野志栞奈(プロフ) - マヒルさん» はぁい…( ´･ω･`) (2020年11月21日 23時) (レス) id: f6002e7170 (このIDを非表示/違反報告)
マヒル - 野志栞奈さん» 出来たら･･･お願いします･･･(´・ω・`) (2020年11月21日 23時) (レス) id: b14f31b6f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：野志栞奈 | 作成日時：2020年8月7日 17時
