第３５６話〜傷付けたくない〜 ページ31
シャンデル「トランスフォーム！」
『ワイ！』
ポイズン「さぁて、交代した所で…最高のショーを始めちゃうぜ！」
『ワイ！エグゼキュート！』
ポイズン「ヴェレーノ カルチャーレ！」ﾊﾞｯ!
クナイ「遅い。」ｻｯ!
だが、ダンサーポイズンの蹴り攻撃も見事に躱されたのだ。
ポイズン「クソッ…これなら！」
『ワイ！エクゼキュート！』
ポイズン「アメジストアロー！」ﾋﾞｭﾝｯ!
クナイ「！！」
ﾄﾞｶｧｧｧﾝｯ!!
ポイズン「よっしゃ！当たった！」
煙が晴れると、何とその場に居た筈のクナイの姿が見当たらなかった。
ポイズン「居ないだと！？一体何処に…！」
シズル「っ！？ポイズンちゃん、後ろだ！」
ポイズン「何っ！？」ｸﾙｯ!
あの一瞬で、クナイはポイズンの後ろに回り込んでいたのだ。
クナイ「はぁっ！」ﾄﾞｶﾞｯ!
ポイズン「うわぁっ！！」
ﾄﾞｽｩｩｩﾝ!
煙が晴れると、変身は解けていた。
シズル「Aちゃん！」
A「うぅ…。」
クナイ「フン…龍を2匹も連れているから『どれ程強いのか』と思ったが…所詮この程度だったか。」
シズル「…よ…らじゃ…い…。」
クナイ「？」
シズル「2人がAちゃんに着いて来てるのは、強いからじゃない！」
クナイ「何だと…？」
シズル「2人は、Aちゃんの事が大好きだから一緒に居るんだ！2人にとってAちゃんは、“大切な存在”なんだ！“強い”とか“弱い”とか関係無い…！Aちゃんを“友達”だと思って一緒に居るんだ！3人の関係に…君みたいな奴が口出しするな！！」
ラブコ「シズル…。」
A「シズルさん…。」
クナイ「“友達”だと？くだらない…。ならばそんなものなど…私が潰してやる！」ﾊﾞｯ!
シズル「っ！！」ｷﾞｭｯ!
A「シズルさん…逃げて下さい…！」
シズル「…Aちゃんは、YSP能力が使えない僕を心配してくれてるんだよね？それは十分解ってるよ。でも僕、もう見てるだけなんて嫌なんだ！僕は…僕は絶対に…絶対に…！」ｺﾞｫ…!
ドラコ「ﾊﾟｧｯ!)ガゥ…！？」
シズル「もう誰も傷付けたくない！大事な仲間達を守れる、そんな人間になりたいんだ！！」
シズルがそう言った次の瞬間…。
・
・
・
・
・
ﾋﾞｭｫｫｫｯ!!
シズルの台詞に応えるかのように、先程と比べ物にならない程の強い風が吹いたのだ。
第３５７話〜YSP能力発動！そして誕生…新HERO“パンドラタロット”！〜→←第３５５話〜クナイVSシャンデル〜
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野志栞奈(プロフ) - 月華姫さん» お久しぶりです！マジですか！ありがとうございます！これからもよろしくです！(*`･ω･´) (2020年11月27日 13時) (
レス) id: f6002e7170 (このIDを非表示/違反報告)
月華姫 - お久しぶりです！365話にて誤字報告！〜戻って薪集めチーム〜あたり、最初の台詞の人の名前「ジンペイ」になってます。此れからも応援しています(｀・ω・´)ｂではまたっ♪ (2020年11月27日 12時) (レス) id: 8f77e3b2d4 (このIDを非表示/違反報告)
マヒル - 野志栞奈さん» それじゃ〜また明日！(*^^*)そしてお休みなさいませ･･･zzz (2020年11月21日 23時) (レス) id: b14f31b6f0 (このIDを非表示/違反報告)
野志栞奈(プロフ) - マヒルさん» はぁい…( ´･ω･`) (2020年11月21日 23時) (レス) id: f6002e7170 (このIDを非表示/違反報告)
マヒル - 野志栞奈さん» 出来たら･･･お願いします･･･(´・ω・`) (2020年11月21日 23時) (レス) id: b14f31b6f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：野志栞奈 | 作成日時：2020年8月7日 17時
