第３４８話〜付き纏う存在〜 ページ21
ラント「どうした？」
クウカ「Σえっ！？あぁ、その…！////」
ラント「………。」ｼﾞｯ…
クウカ「えっと…！////」
シズル「ま…まぁまぁ、ラント君！そんなにジッと見ないであげようよ！クウカちゃん、喋りにくそうにしちゃってるし…(^^;」
クウカ「だ、大丈夫だよ、シズル君！あっ、そうそう！『ラント君って、何だかジンペイ君達と仲が良いなぁ』と思って！(^^;《咄嗟に出た言葉だけど、前から思ってたし…ついでに聞いてしまおう…。あんなラント君も珍しいし…。》」
A「そういえば確かに…。初めて会った時は『YSPクラブを廃部に追い込む。』って言ってて、ちょっと怖いイメージがあったけど…今はそんな感じがしないな…。」
ラント「…不本意だが、お前達には力があり、共通の敵と戦うには必要な戦力だ。その為に、多少気になる行動があっても目を瞑っている…。それだけの事だ。」
クウカ「………。」
ラント「親しげに付き纏って来る時もあるが…私は馴れ合うつもりは無い。」
クウカ「…そっか…。」
シズル「………。」
ラント「そういえば、前にもしつこく付き纏って来る奴が居た。今はもう学園には居ないが。」
クウカ《！！それって、ウチの事？》
この時のクウカは、ラントが言ってる人物が自分の事だと解って凄く嬉しそうだった。
だが、この後のラントの一言で、その嬉しさが一気に崩れ落ちてしまう。
ラント「其奴は私にとって足でまといな存在だった。やる事成す事…全てが気になって仕方なかった…。今は『居なくなって良かった』と思っている。集中出来るからな。」
クウカ「っ…！？《あれ…？そっか…そうなんだ…。優しかった言葉はウチの勘違いで…ホントはラント君に嫌われてたんだ…！》」ｳﾙｯ…
ラント「君には関係の無い話だったな。薪を集めて戻ろう。」
A「ちょっと待って下さい、ラント先輩！さっきのってまさか、クマ子さんの事言ってたんですか！？いくら何でも、そこまで言う事ないじゃないですか！」
ラント「私は本当の事を言ったまでだ。」
A「だからって、そこまで言わなくても…！」
シズル「ラント君。」
A「シズルさん…？」
シズル「Aちゃんが言ってた『クマ子』って子と君がどんな関係だったかは知らないけど…。君、その子に対して物凄く酷い事言ってたよ？ラント君がそんな酷い事言う人だとは思わなかったよ。最低だね…。」ｷﾞﾛｯ
ラント「何だと…？」
第３４９話〜脱走ゴリラの怨霊化〜→←第３４７話〜クウカの妄想大暴走！？〜
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 80人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
野志栞奈(プロフ) - 月華姫さん» お久しぶりです！マジですか！ありがとうございます！これからもよろしくです！(*`･ω･´) (2020年11月27日 13時) (
レス) id: f6002e7170 (このIDを非表示/違反報告)
月華姫 - お久しぶりです！365話にて誤字報告！〜戻って薪集めチーム〜あたり、最初の台詞の人の名前「ジンペイ」になってます。此れからも応援しています(｀・ω・´)ｂではまたっ♪ (2020年11月27日 12時) (レス) id: 8f77e3b2d4 (このIDを非表示/違反報告)
マヒル - 野志栞奈さん» それじゃ〜また明日！(*^^*)そしてお休みなさいませ･･･zzz (2020年11月21日 23時) (レス) id: b14f31b6f0 (このIDを非表示/違反報告)
野志栞奈(プロフ) - マヒルさん» はぁい…( ´･ω･`) (2020年11月21日 23時) (レス) id: f6002e7170 (このIDを非表示/違反報告)
マヒル - 野志栞奈さん» 出来たら･･･お願いします･･･(´・ω・`) (2020年11月21日 23時) (レス) id: b14f31b6f0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：野志栞奈 | 作成日時：2020年8月7日 17時
