ジンペイの幼馴染みは超絶美少女だった８【妖怪学園Y～Nとの遭遇～】 (ページ7)

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第２８７話～同じ境遇～ページ7

チアキ「あの日から、僕はノーズにくっついて行動するようになったっしょ。僕とノーズは、“お互いの無い部分”を補って生きていくようになった。何かノーズと居ると、“自然な自分”でいられた。自分が、普通に戻っていく事を感じていた。だけど、駄目だった…。僕の体に残った傷跡は…僕を“普通の生活”に戻してくれなかったんだ…。知らない人から怖がられるのは我慢出来たけど…親ですら、僕を恐れた…。僕はマジ、孤独だったっしょ…。」

ノズチカ「そんな時だ、Y学園の案内を見たのは…。そこには書かれていた…『小社会として子供たちの自由を尊重する』と…。そこは俺とチアキにとって、親から離れて暮らす事が出来て、今の人間関係をリセット出来る場所だった。だから俺達は、死にもの狂いでY学園の入学試験に挑んだんだ。」

チアキ「遂に、ノーズは“スポーツ基準”で、僕は音楽…即ち“芸能基準”で、Y学園の入学を決めた。」

ノズチカ「だが、元々歪んでいた俺達にまともなダチなど出来なかった…。だから俺達は、『11年前まであった』という“学園マフィア”を復活させ、こんなやり方で人を従わせて来たんだ。」

チアキ「つまり、僕も人生を宇宙人に台無しにされたんだ。霧隠君と同じさ…。」

ジンペイ「うぉぉぉん！苦労したんだねぇぇぇ！｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･。」←

マタロウ「ジンペイ君…悲しくても感動しても凄い泣くよね…(ーー´|||)」

コマ「言えてる…(ーー`;)」

A「涙腺弱すぎ…(ーー`;)」

ラント「君が、私と同じ境遇だったとはね…。」

チアキ「『宇宙人に人生を狂わされた』という点においては、そうかもね…。」

ラント「…では、改めて君達にお願いしたい。宇宙人と戦う為に、君達が率いる“学園マフィア”に、我ら“生徒会”への協力を要請する！」

チアキ「…解った。いいよね？ノーズ。」

ノズチカ「ああ。お前がそう言うならな…。“学園マフィア”は、霧隠ラント率いる“生徒会”に協力しよう。」

ジンペイ「おっ！」

ｽｩｩｩ…

ﾁｬﾘﾝ…!

【学園マフィアの暗躍】