ジンペイの幼馴染みは超絶美少女だった８【妖怪学園Y～Nとの遭遇～】 (ページ6)

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第２８６話～チアキとノズチカの出会い～ページ6

≡その後…≡

チアキ(12)『ﾊﾟﾁｯ)ん…。』

ｽﾙｯ…

チアキ(12)『っ！？な、何だ…？(ﾁﾗｯ)っ！？うわぁぁぁっ！！』

ｳｨｰﾝ…

チアキ(12)『皆は…皆は何処だ…！？』

僕は仲間を助けようと、UFOの中を必死に捜し回った。そしてやっと、捜し当てる事が出来た…。だけど皆は…。

ｳｨｰﾝ…

チアキ(12)『っ…！？う…嘘だ…！？』

仲間達の変わり果てた姿に、僕の胸は張り裂けそうだった…。他の生物と融合した、不気味な“キメラ”にされてしまってたんだ…。

チアキ(12)『あ…！』

グレイ1『おい！お前何をしている！』

チアキ(12)『っ！？』ﾀﾞｯ!

グレイ2『此方だ！待て！』

≡研究部屋≡

チアキ(12)『ﾊｧ…ﾊｧ…っ！！』

グレイ1『何処だ…あっ！』

チアキ(12)『っ！！』ﾊﾞｷｨｯ!!

グレイ2体『ぐわぁっ！』ﾄﾞｻｧｯ!!

チアキ(12)『ﾊｧ…ﾊｧ…(ﾊﾟｧｧｧｯ…!)っ！？』

ｺﾞﾎﾟｺﾞﾎﾟｯ…

チアキ(12)『っ！！』ﾀﾞｯ!

僕は必死に逃げた。『捕まったら、自分も仲間のような姿にされてしまう』と思った。

グレイ3『居たぞ！大人しくしろ！』

チアキ(12)『っ！？』

追い詰められた僕は…。

チアキ(12)『っ！！』ﾄﾞｺﾞｫｯ!!

ﾋｭｫｫｫ…!!

僕は“死”を覚悟した。『あんな風にされる位なら、死んだ方がマシだ』と思ったんだ。

チアキ(12)『ﾎﾟﾛｯ…)ごめん…皆…！』ﾊﾞｯ!

≡三又義邸≡

ﾄﾞｻｧｯ!!

ノズチカ(12)『ん？』

≡庭≡

しかし、僕の体に植え付けられた“蛇の遺伝子”の所為で、死ねなかった…。

チアキ(12)『ﾊﾟﾁｯ)ん…？』

ノズチカ(12)『人んちの庭で寝るなよ。』

≡ノズチカの部屋≡

ノズチカ(12)『お前その体、どうした？』

チアキ(12)『アンタに話しても、どうにもなんないよ。』

ノズチカ(12)『…じゃあ話さくていい。回復するまで此所に居ろ。』

チアキ(12)『えっ…？でもアンタ、親とかは…？』

ノズチカ(12)『気にするな。この家に誰が出入りしようと、彼奴らは気にもとめていない。』

チアキ(12)『………。』

～回想終了～