ジンペイの幼馴染みは超絶美少女だった８【妖怪学園Y～Nとの遭遇～】 (ページ28)

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第３０８話～クウカの正体～ページ28

～廊下(暫くの間クウカside)～

ラント「この廊下の突き当たりが、理科室と家庭科室で…エレベーターを上がると3年のフロアだ。」

ラント君…やっと会えた…。“ウチ”、頑張ったんだよ…？“退学になったあの日”から…。

～回想1～

ラント『お前には無事でいて欲しいんだ。』

クマ子『えっ…？』

ラント『世の中には…丸っこいのが好きな奴だって、居るんじゃないのか？』

クマ子『ラント君…！////』

～回想1終了～

あの時決めたんだ…。『いつか絶対にY学園に戻って来る』って…。そして『ラント君の手伝いをするんだ』って！
でも、ウチ(クマ子)のままだと戻って来れない…。だから、『全然別人になる』って決めたの！
必死に運動して、オリジナルのダイエットマシーンを作り出し、脂肪は全て燃やし…身長も伸びた！
そして“雲池クマ子”は、“七雲クウカ”としてY学園に戻って来れたんだ！
ウチには“やるべき事”がある…。だから…来星ナユ達に、『ウチがクマ子だ』ってバレちゃ駄目なんだ…！

ラント「ん？」

クウカ「？？」

ラント君は、落ちていた雑巾を窓の所にかけた。
…！！そういえば昔…。

～回想2～

クマ子(12)『ﾂﾙｯ)Σキャァッ！』ﾄﾞﾃｯ!

ラント(12)『………。』

クマ子(12)『痛ぁ…足捻っちゃった…(＞＜｡)』

ラント(12)『おい。』ｽｯ…

クマ子(12)『えっ？』

ラント(12)『保健室行くぞ。』

クマ子(12)『ラント君…！(ᵒ̴̶̷̥́ ⌑ ᵒ̴̶̷̣̥̀)』

～回想2終了～

そんな事、あったなぁ♪(*´ω`*)
もしかして、ウチら2人だけの思い出を再現すれば、『ウチがウチ(クマ子)だ』って事、ラント君にだけこっそり伝えられるかも！そして気付いて貰えれば…！

～クウカの妄想～

ラント『お前、クマ子だったのか…。良かった…戻って来られたんだな…。会いたかった…クマ子…！』ｷﾞｭｯ…!

～妄想終了～

クウカ「～～～っ！！////大胆すぎるよラントく〜ん！////」←

ラント「何？」ｸﾙｯ

クウカ「Σﾊｯ!)な、何でもない…！////」

ラント「そうか、ならいい。」ｽﾀｽﾀ…

そっか…ウチらの思い出の場所と“似たような所”に行けば…！

クウカ「ねぇ、ラント君！」