好きに、なってもいいですか。 (ページ8)

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つよく、あれ。ページ8

yourside

｢私…家には帰りません(帰れません)。

私のことは気にしないでいいので、どうぞ。」

私がそういうと二人は顔を見合わせた。

SG｢いや、ムリムリムリムリ!!

君、一応女の子だし危険だよ？

だよね？スニョニヒョン？」

HS｢そうだよな………でも……。」

私は、出会ってすぐの方達を困らせてしまった。

こんな私なんかのせいで。

｢私は、大丈夫です。

それに…こんな弱い所を誰かに見せたくないんで

す。私は強くないといけないから。」

ずっと教えられてきた。強くあれと。

こんな絶望的な状況でも………誰かに頼ってはいけない。

私が熱を出した時だって、お父さんは…。

私が本当に辛い時…支えてくれた人は居ない。

｢………………っ。」

HS｢…スングァン。俺は今から罪を1つ

犯すよ。」

SG｢ヒョン…？何する気なの？」

HS｢俺は今から

君をさらうよ。」

｢…………え？」