好きに、なってもいいですか。 (ページ17)

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1杯の、コーヒー。ページ17

yourside

スンチョルさんに案内された部屋は、

一番端の部屋だった。

文句を言いたいくらい汚かったが、

ベッドがあるのを見た瞬間、眠気が襲ってきた。

｢はぁぁぁぁ～。

………スニョンさんに申し訳ないなぁ」

私の事を考えて連れてきてくれたスニョンさん。

私のことを考えてくれた人がいた。

それだけで嬉しくて嬉しくて仕方ない、私。

そのために、何か出来ることをしたい。

でも……

｢これからどうしたらいいのよ………」

疲れているはずなのに眠れなくて、
ベランダに出た。

気持ちよかったはずの風が、何故か今は
私の心をついばむ様に吹いていると感じた。

｢はぁ………………」

？｢ねぇ、コーヒー、いる？」

ふいに横から聞こえて来たのは、優しい声。

JS｢コーヒーって、すごく安心するんだよ。

寝れなくなるけど…ね笑」

｢ジスさん…でしたっけ。

いただいてもいいですか。」

ジスさんが入れてくれたコーヒーは、
不思議な程に私の心も体も温めてくれた。

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SC｢俺と違ってキマるジス………………」

JH｢wwwwwwwwwwwwwwww」