49：守れへん ページ3
タダヨシ▷▷▷
一昨日、無理させないようにしようって決めたのに今日守れへんかった
最近、マタニティーブルー気味で悪阻も酷い亮ちゃんのそばに居てやれんことが多くなってきた
結局帰ってきたのは夜中の２時半
ほんまはもっと早く帰れるはずやったんに共演した女優さんが監督にいちゃもんつけて何回も取り直し
で、最後はほとんど変わらへんようなもんでOK出して
その後、女優さんは帰ったけど俺は残りの撮影をして終わり
で、帰ってこれたのが２時半
亮ちゃん、流石に寝てるよな
いやっ、寝てな逆にあかんもんな
大「ただいまぁ。」
亮「ｵｴｯ、、、、ｹﾎｯｹﾎｯ、、、、ｳｩ、、、」
今日は悪阻酷いんかな？
部屋に入らんくても聞こえてくる亮ちゃんの辛そうな声
一分でも一秒でも早く支えてやりたい
大「亮ちゃん？大丈夫？」
亮「ﾝｯ、、、お帰りっ、、、ｳｩ、、、ｵｴｯ、、、ｹﾎｯｹﾎｯ、、ｸﾞｽｯ、、」
大「ごめんなぁ。そばに入れんくて。」ｻｽｻｽ
亮「んーん、、、、ｹﾎｯｹﾎｯ、、もっ大丈夫やで。」
大「冷えてまうからベッド行こ。俺もシャワー浴びたらすぐ行くな？待ってて。」
亮「分かった。お疲れ。」
大「亮ちゃんこそお疲れ。」
亮「ふふっ。先に布団入ってるな？」
大「おん。あったまっててや？」
亮「あったまってるな。」
あぁこう言う会話が幸せなんやぁ。って改めて思う
こんなに普通に会話してる亮ちゃんやけどほんまは相当しんどいはず
明日はOFFやから一日中支えてやらな
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作者名：しょーゆぽんず | 作成日時：2018年10月17日 22時
