自由な正義を【ONE PIECE】 (ページ8)

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ﾏｷﾉ「もう船長さん達が航海にでて長いわね」

シャンクス達が海にでてだいぶ経っている。

『さみしい～…』

わたし達はマキノの店でジュースをもらっていた。

ﾏｷﾉ「ふふ…Aは正直ね。ルフィもそろそろ寂しくなってきたんじゃない？」

ﾙﾌｨ「ぜんぜん！おれはまだ許してないんだあの山賊の一件！」

ルフィはコップをゴロゴロさせながら「げんめつしたね」と不貞腐れながら呟いた。

『わたしはシャンクス達かっこいいと思うけどなァ…』

ﾏｷﾉ「私もAと同じよ。あんな事されても平気で笑っていられる方がかっこいいと思うわ」

んねー！とマキノと２人で微笑む。

ﾙﾌｨ「マキノもAもわかってねェな。男にはやらなきゃいけねェ時があるんだ！！」

『なんだとォ！？そんなことないもん！』

ﾙﾌｨ「いーやわかってねェ！！」

ﾏｷﾉ「ちょっとやめなさい２人とも！」

けんかを始めようとしたわたし達をマキノが止めた。

ﾋｸﾞﾏ「邪魔するぜェ」

わたし達しかいなかった店に別の声が響いた。

『「げ……」』

ﾋｸﾞﾏ「今日は海賊共はいねェんだな。静かでいい…」

山賊達は店内を埋め尽くした。

ﾋｸﾞﾏ「何をぼーっとしてやがる！おれ達ァ客だぜ！酒だ！！」

酒を飲み始め気分を良くした山賊達はシャンクス達の悪口を言い始めた。

ﾋｸﾞﾏ｢おれァああいう腰ヌケ見るとムカムカしてくんだ。よっぽど殺してやろうかと思ったぜ。海賊なんてあんなもんカッコばっかで｣

『「やめろ！！」』

ﾋｸﾞﾏ「ああ？」

『シャンクス達は腰ヌケなんかじゃない！！』

ﾙﾌｨ「シャンクス達をバカにすんなよ！！」

ﾏｷﾉ「やめなさいA！ルフィ！！」

『「バカにするなよ！！」』

その行動のせいで山賊達の怒りを買ったわたし達は外に連れ出され暴行を受けた。

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『やめて！ルフィを離して！！』

ルフィの片頬を掴むヒグマに殴りかかるが、すぐに別の山賊に首根っこを掴まれ宙に浮く。

ﾙﾌｨ「くそォ！おれにあやまってAを離せ！！この野郎！！」

ルフィはヒグマに向かってパンチを繰り出すが簡単に避けられ、そのまま投げ飛ばされてしまった。

『ルフィ！！』

ﾋｸﾞﾏ「ゴム人間とはなんておかしな生き物がいるんだろうなァ…！」