自由な正義を【ONE PIECE】 (ページ6)

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＿＿魚屋

『魚屋のおじさん！』

ﾙﾌｨ「魚くれっ！」

マキノのお使いでわたし達は魚屋に来ていた。

「ようA、ルフィ！近頃一段と楽しそうだな！お前ら今日も海賊達の航海に連れてってもらえなかったんだろ？それに一生泳げねェ体になっちまって」

ﾙﾌｨ「いいんだ！一生カナヅチでもおれは一生船から落ちない海賊になるから！」

『ルフィはゴム人間になれた方が嬉しいみたい』

「ほら」とルフィの方を見れば、道行く人に頬を引っ張て見せていた。

村長「それがどうした！何の役に立つんじゃ！体がゴムになったところで！」

『「村長！」』

村の人達は面白がってくれてるけど、村長だけはずっとこんな感じだ。

村長「何度でも言うがなA！ルフィ！お前らは絶対海賊にはならせんぞ！」

村長が「村の汚点になるわい」とかなんとか言ってるが、耳を塞ぎ聞こえないフリをした。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿

＿＿＿

その日、シャンクス達がマキノの酒場で宴をやっていた。

明日から少し長めの航海をするらしい。

わたしとルフィも最初は宴に参加していたが、子供だからと言って先に家に帰されてしまった。

ルフィは先に寝てしまったが、わたしはなんだか寝付けず１人で外に出てきていた。

港で足を海につけパシャパシャと動かしながら遊んでいた。

ｼｬﾝｸｽ「ガキはもう寝る時間なんじゃねェのか？A」

『シャンクス』

海で遊んでいれば、酒場の方から酒ビンを持ったシャンクスが歩いてきていた。

ｼｬﾝｸｽ「何してんだ？」

そのまま歩いてわたしの横に腰を下ろす。

『海見てるの。ねェシャンクス』

ｼｬﾝｸｽ「なんだ？」

『なんで悪魔の実の能力者は海にきらわれるのかな』

ｼｬﾝｸｽ「…なんでだろうな」

『でもね、わたし海が好きだよ。それでね、いつか海にでるの！』

ｼｬﾝｸｽ「そうか」

シャンクスがわたしの頭をわしゃわしゃと撫でた。

わたしはこのシャンクスの大きなゴツゴツとした手が大好きだ。

『ねェシャンクス！海の、冒険の話をして！この海はわたしの知らない事がいっぱいあるんでしょ！』

わたしがそう言えばシャンクスは笑って今までの冒険の話をしてくれた。

最初は目を輝かせて聞いていたけどだんだんと眠気が襲ってくる。

最後にはシャンクスにもたれかかって眠ってしまった。