自由な正義を【ONE PIECE】 (ページ29)

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ﾙﾌｨ「あ、海だ！！」

路地の隙間から海が見え駆け出すルフィ。

ｴｰｽ「船は見えるか？」

目を凝らし船を探すルフィは｢んん～｣と声を漏らした。

｢逃がさねェぞ！｣

先程の男達が声を荒げながら追い付いてきた。

『しつけェなお前ら。大人しく諦めとけよ』

ﾙﾌｨ「あ、あんなところに！おーいここだァ！！みんなァ！！」

ルフィは男達には目もくれず船を探し、無事に見つけていた。

ｴｰｽ「おいルフィ、先にって…」

エースが言う前に、ルフィは腕を伸ばし船へ向かって飛んで行っていた。

『もういねェぞ』

ｴｰｽ「まじかよ」

マイペースにもほどがあるな。

『エース、こいつらさっさと片付けてルフィを追うぞ』

ｴｰｽ「おう！」

私とエースは並んで戦闘態勢をとった。

エースは組手、私は鉄パイプ。

戦い方は違えどコンビネーションは抜群。

私の背中をエースが。

エースの背中を私が守る。

『やっぱエースと戦うのは楽だな』

ｴｰｽ「おれもだ」

そんな会話を敵を全員倒してからする。

少しお互いを見つめニヤッと笑ってハイタッチをした。

『にひひ！じゃあルフィを追いかけるか』

ｴｰｽ「ああ！」

私とエースは港へと歩きエースのストライカーに乗ってルフィ達の船を追いかけた。