自由な正義を【ONE PIECE】 (ページ18)

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自分の任務をこなしつつ、コビーとヘルメッポと訓練をする。

そんな生活が１ヶ月程続いたある日、とある軍艦から"アラバスタ"への永久指針(エターナルポース)を送ってくれと連絡があったそうだ。

その軍艦を指揮しているのは長い間ローグタウンに常駐していた"白猟のスモーカー"と呼ばれる大佐だった。

その事を聞いた私はスモーカーに永久指針(エターナルポース)届ける事にして、センゴクさんに一言断りを入れてから港へと走り出した。

ｾﾝｺﾞｸ「こらA！！勝手にうろちょろするんじゃない！！」

『ちょっと気になる事あるんでアラバスタ行ってきまァす！！！』

ｾﾝｺﾞｸ「待たんかAー！！」

アラバスタが気になるのとは別にスモーカーも気になる。

スモーカーは責任感の強い男だ。

自分の管轄を離れて永久指針(エターナルポース)を寄越せって言ってるんだ。

気になるだろう。

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廊下を走っていると掃除をしているヘルメッポとコビーがいた。

ｺﾋﾞｰ「Aさんそんな慌ててどうしたんですか？」

『出かけてくる！』

ﾍﾙﾒｯﾎﾟ「気をつけてくださいよ」

『おう、ありがとな！コビー！ヘルメッポ！』

笑顔で答えてまた走り出す。

後ろで喜びの声が上がっていた。

私がちゃんと名前で呼んだ事が余程嬉しかったらしい。

昨日の訓練の時、任務続きでだいぶ眠かったとはいえ、２人の攻撃を必死で避けてしまった。

ちゃんと昼も働いて夜に訓練をする。

少し結果が出たようだ。

だから名前呼びにした。

それだけだ。

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そのまま走り港に着くと愛用のウェイバーに乗り込んだ。

荷物を確認して必要な物をちゃんと持ったか確認する。

『永久指針(エターナルポース)に医療道具…電伝虫もいるし金も持った。…なんか忘れてる気がしなくもないけどまァいいか』

もしなかったら途中の島で寄り道して買えばいい。

そう考え本部から出発した。