次期｢最強｣と呼ばれる少女は百鬼夜行に挑む【呪術廻戦×ヒロアカ】 (ページ5)

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呪霊の目的は？ページ5

私はあまり術式を使わないようにするために、氷と草で剣を作り、それを振るって戦った。

『多すぎだろ！！！』

ｴﾝﾃﾞｳﾞｧｰ「おい、フロス後ろ！」

うっわ油断したヒーローと私の間に呪霊が入り込んで私の背後に回る形になった。それもスピード早ぇし。聞いてねえっての。

まあ、それでも…

『花色操術フロストフラワー』

背中に氷の羽を生やして呪霊を貫いた。

『だいじょーぶです。気配は感じとれてるんで。
それにしても…変なんです。』

ｴﾝﾃﾞｳﾞｧｰ「変とは？」

『どいつもこいつも私ばっか狙ってくる。なんでヒーローを狙わない？』

ﾘｭｰｷｭｳ「確かに…そうね。」

そう。私がビルの上にいる時はどこにいるか分からなかったらしく、そのままヒーローの方へ直進していたけれど私が降りてからは私目掛けて飛んでくる。ヒーローなんて空気のようにしか感じていないのか？
そんなわけは無い。弱い呪霊は人を喰って成長するから、わざわざ強いやつを狙いに行く必要が無いんだ。
なんの目的を持ってる…？

？「みなみさん！」

『菜奈！？なんでここにいるの！？』

菜奈「窓として派遣されてきたんです。それよりみなみさん…大変です！！」

『…？』

菜奈「夏油さんが…高専に！！」

『傑兄が…？』

え、何のために…傑兄が前線に出て戦わないってどういうこと…？

菜奈「五条さんから伝言を頼まれて…
狗巻さんとパンダさんが先に高専へ向かっているから、みなみさんも向かってくれ、と。
目的は…」

「『憂太／乙骨先輩である。』」

菜奈「！さすがです。」

『分かったひとまずこいつら全員一蹴してから向かう。菜奈、ヒーローたちに近づいて。』

菜奈「…？はい。わかりました」

『闇よりいでて闇より黒くその汚れを禊ぎ払え。』

菜奈「みなみさん！？何を！？」

『菜奈には申し訳ないけど、ヒーローと一緒に帳の中にいてもらう。もしも帳を破られた時に戦って欲しい。』

菜奈「私には戦う術など…」

『呪具を渡しておくから。ヒーローが戦うより菜奈が持った方が絶対いいと思うし…お願いしてもいい？』

菜奈「…みなみさんがおっしゃるのであれば、なんなりと。」

『…うん。ありがとう。』

君影草の中に入っていた、呪具と5つのインカムを渡す。

『何かあった時はインカム使って言って。京都側とも繋がってるから。
この帳に入れるのは私と悟だけにしてあるから、よろしく。』

『じゃあ、行ってくるね。』

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