私の天使4

青side★★★★ ページ16

アツコ「あたし、
女子に嫌われるタイプやねん。
顔立ちもハデやし。
もう何回も嫌な目にあってるから
友達作らんよーにしてんの。 」


「・・・・」

アツコ「なに？(笑)心配してくれたん？」

「当たり前やんけ。
そんなん…友達おらんのなんか、、、
全然おもんないやん」


アツコ「・・・・」


A見てて
どんだけつらいか知ってるもん

アツコ「じゃあ、しょーたが友達なってよ」

「…え？」


それからアツコは
俺らのグループでつるむようになった


みんな喜んでるみたいやしよかったんかな

アツコも以前よりめっちゃ表情が明るくなったし

よかったよな



男1「ヤスって休みの日何してんの？」

男2「レッスンとか行ってんちゃうん？」

「せやなぁ。ほとんどそんな感じ」

アツコ「でも休みの日もあるやろ？」

「あぁ、あるなぁ・・・」

男1「次いつ休みなん？
　 遊ぼうや」

「あー、えーと土曜休みねんけど
　ちょっと予定あんねん」

土曜はAと久々にあえるから
楽しみにしてんねん

男2「なんやねーん。女か？」

「・・・！ちゃ、ちゃうわ。
　普通にちょっと地元のヤツと約束してんねん」

うわっビビった

アツコ「・・・・・」





帰り道、

アツコ「土曜の予定って亮くん？」

「えっ、あぁ・・・
　うん。そう。そうやで」

アツコ「へぇ。何すんの？」

「あー、えーと、川でぼーっとすんねん」

アツコ「くすっ(笑)。なにそれ。おもしろいん？」

「お、おう。めっちゃおもろいねんで〜。」

アツコ「・・・あたしも行ってもいい？」

「・・・・・・」



えっ


どうしよう・・・



アツコ「土日、友達と遊んだこととか
　 ないし、そういうん憧れ。
　 いいなぁ。っていっつも思ってた」

「・・・ええよ。来てかまへんよ」

なんか、、、
Aとつい
重ね合わせてしまった

Aはいっつもさみしい思いしてて
でもそれに気づいてなくて

やからできるだけそばにおってやりたいって
思ってたから

アツコ見てたらなんか・・・

さみしく笑うAの顔が
浮かんできた

きっとAと仲良くなれるよな

大丈夫や

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