私の天使4

青side★★★ ページ15

結局Aにライブが決まったことも
亮との約束ごとも伝えられず
1週間がたち、
入学式の日になった

普通に中学から変わらん学ランやし
あんま高校生感ないけど
その足でAの家行ったら
かっこいいかっこいい言うてくれるから
つい調子乗ってもーて
何も話せへんまま帰ってきた



あぁ、、、

俺ってヘタレ…


また亮に怒られる……


学校には世代なんやろけど
ジャニーズ好きな女子がやっぱりおって
入学2日目にしてまさかの7人から
告白される事態に


まぁ、数人は俺目当てやなさそうやけどな

感じ悪いわほんま


クラスの男は
めっちゃおもろいヤツばっかで
すぐ仲良くなれた

帰りはみんなと方向ちゃうから
1人でチャリンコで帰ろうと
駐輪場へ向かうと




「しょーた」





「・・・・？？？」


学校で章大って呼ばれることないし
何かな思って振り向くと

「え、、？！アツコ？？
なんでおんねん！」

同じ関ジャニの野口くんの妹やった

アツコ「あたしもビックリしたよー。
クラスの名前にしょーたの
名前あるんやもん。
　 まさか同じI高やったなんて。」

「せやったんやぁ。気づかんかったわぁ。」

アツコ「声かけたいけど、ずっと男子と
つるんでるからかけられへんかってん。」

「はは…(笑)」


アツコ「なんかしょーた…」

「、、、？」

いきなり近づいて来て
目の前に立つから思わず
照れてまう

アツコ「身長縮んだ？」

「縮むかボケっ」

アツコ「ははは(笑)
そやんね(笑)お兄ばっかり
見てるから、しょーたの身長、
かわいいなぁ」

確かにすでにアツコと身長一緒や…

そういや前にあったんていつやったっけ？
めっちゃキレイになった気がする…

あ、化粧してんのか

「今は育ち盛りやの。
見とけよ。そのうちぎゅーん行ったる」

アツコ「えー、見とかなアカンのー？」

「見とけよっ(笑)」
アツコ「(笑)」

アツコは女子女子してないし
気兼ねなく話せるから
しゃべってて
めっちゃおもろい

スタジオ来てるときも
同い年ってのもあって
ようしゃべってたし







入学して数日たつのに
アツコは休み時間も昼飯も
移動教室も
ずっと1人で


なんでかめっちゃ気になってまう


教室では俺に話しかけてくる
素振りもないから
俺から話してる




「なぁなんで1人なん？」

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