【あんスタ】あの日常が戻ってきた瞬間に来てしまった女の子6

第278話 ページ33

宗 ｢君、僕の作った服を着てくれないか？｣

『はい？』

服？え、誰が作るって？

『作るって、先輩が……ですか？』

宗 ｢あぁ、そうだとも！僕が作った服を君が着る！素晴らしいことうえない！｣

そう言う斎宮先輩はキラキラした目で私を見る

いや、でもさっきはみかが作るって言ってたはずじゃ……

宗 ｢いいかね？｣

『いや、みかが作るんじゃないんですか？』

みか ｢お師さんが作った服、おれも久しぶりに見たくなったわぁ｣

おれは今度でいいからと言うみか

『えぇ！！』

宗 ｢いいだろうか？｣

『えっと……』

待って待って
この布はマドモアゼルちゃんのための物だったよね
それをなんで私の服に？

『いや、私でいいんですか？』

宗 ｢もちろんだとも！ぜひ僕に作らせておくれ！｣

斎宮先輩は凄い勢いで言ってきた

そこまで言うなら仕方ない

『分かりました』

私がそう言うとぱぁっと嬉しそうにする先輩

宗 ｢そうと決まれば！｣

そう言って彼はどこからかメジャーを取り出してきた

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