第276話 ページ31
『何色がいいと言われてもねぇ』
みかが持っていた布は、白地に小さな水色の花が散りばめられていた
『白なんだね』
みか 「そうなんよ、今回はいつもと違ってシンプルなのに挑戦しようと思ってな」
『花柄ってことは、女の子用の服を作ろうとしてたの?』
うん、ここは男子校だ
女子は私かプロデューサーちゃんの女の子だけ
てことは、プロデューサーちゃんにプレゼントするつもりだったのかな
みか 「そうやで」
宗 「小娘にあげるのかい?」
そう言いながら布を触る斎宮先輩
小娘って、プロデューサーちゃんのことかな
本当なら凄い呼び方だな
みか 「違うよ、これはあの子じゃなくてマド姉用やで」
そう言って机の上に座っているマドモアゼルを見るみか
『なるほど』
そういうことか
彼女の服は水色
いつも一緒の服かどうか知らないけど、確かにこの柄も似合いそうだ
『確かに似合いそうだね』
みか 「やろ?」
私の言葉を聞いてニコニコと笑うみか
宗 「影片、そのリボンはどこにつける気なんだい?」
そう言って斎宮先輩はリボンを指さす
みか 「髪やけど」
宗 「ノン!」
『あらあら』
その言葉を聞いた斎宮先輩は顔を顰めて言った
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明桜(プロフ) - 遊ちゃん_SKZさん» コメントありがとうございます!これからも頑張っていくので、よろしくお願いします! (2023年3月25日 19時) (レス) @page29 id: b4587a2f8b (このIDを非表示/違反報告)
遊ちゃん_SKZ(プロフ) - むっちゃ面白くて、ぶっ通しで読んじゃいました😭😂夢主ちゃんの過去がこれから明かされていくのとても楽しみです!応援してます~!!♡ (2023年3月4日 10時) (レス) id: fe8355afed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:明桜 | 作者ホームページ:nhatev-hdfs miri1
作成日時:2023年2月19日 14時