【あんスタ】あの日常が戻ってきた瞬間に来てしまった女の子6

第269話 ページ24

店員 ｢綺麗な肌だねぇ、羨ましいよ｣

『そんなことない』

店員 ｢ふふっ、少し待ってな｣

そう言って店員さんは新しい紙袋を出してきてプレーンのクロワッサンを入れ始める

なにしてるんだろ？

店員 ｢はい、これ｣

トサッ

『これは？』

そう言って店員さんはプレーンのクロワッサンが入った紙袋をチョコクロワッサンの紙袋と一緒に置いた

店員 ｢それは、おまけだよ｣

『えっ、いいんですか？』

店員 ｢30代って言ってくれる可愛くていい子のAちゃんにだけだよ｣

そう言って店員さんはウインクをしてきた

『ありがとうございます』

店員 ｢こっちこそありがとうだよ、たくさん食べるんだよ｣

『はい！』

そう言って笑う店員さんに私もつられて笑顔になる

みか ｢Aちゃん！｣

『みか』

名前を呼ばれた方をみかが後ろに立っていた

みか ｢クロワッサン買えた？｣

『うん、たくさん貰っちゃった』

胸の中にある紙袋を見せると驚きながらも笑顔で見てくるみか

みか ｢Aちゃん、こんなに食べるん？｣

『いや、チョコクロワッサンだけだったんだけどね』

そう言って私は店員さんをチラ見した

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