【あんスタ】あの日常が戻ってきた瞬間に来てしまった女の子6

第257話 ページ12

みか ｢あ、確かに……今日のAちゃんの唇赤いなぁ｣

？ ｢いつもは赤くないのかい？｣

みか ｢いつもはピンクやなぁ｣

？ ｢桃色かね！それもなかなかだね｣

うん、みかやめて
そんなこと他の人に言うの

それにしても……

？ ｢あぁ、しかも綺麗な艶のある髪……そしてこの可愛らしい寝顔｣

うん、起きづらい
非常に起きづらいんだけども

てか、寝顔！？
寝顔って言ったこの人！？

？ ｢可憐だ……いや、まさに眠れる森の美女だ｣

みか ｢確かに、Aちゃんの寝顔可愛いわぁ｣

ちょっとみか！？
一緒に見てないで止めてよ！

寝顔を見られていると知っては、私もおちおち寝てはいられない

今起きましたよ感を出しながら目を開けよう

『ん、んぅ……？』

私はそろそろと目を開けると、紫……いや、桔梗色をした瞳と目が合った

『きゃあ！』

ガタッ

？ ｢おぉ！｣

みか ｢Aちゃん！？｣

思った以上に顔が近かったため、私は声を出して椅子にもたれかかってしまった

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