万事屋の私は神のせいでヒーロー目指すことになりました【ヒロアカ】×【銀魂】 (ページ16)

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14．あなたの名前ページ16

沖田side

俺は土方がギャーギャー騒いでいるのを横目でみながら「彼ってことは男なんだな。」と呑気に考えていた。

「それでは何か他に言いたいことはありますか？」

「お前の名前は何アルか？」

「はい？」

行きなりのチャイナの言葉にそいつはすっとんきょうな声を出した。

「だから名前アル。神とか管理者とかいってお前の名前は聞いてないネ！」

「名前ですか・・・何でしたっけ？」

「は？」

今度はチャイナがすっとんきょうな声を出す。

「長年呼ばれていなかったものでね。忘れてしまいました。」

そのあと「数百年くらいですかねェ～」と付け足した。

そこである人物が声をだす。

「じゃあ"Ｍ"はどう？あなたの名前。」

Aだ。

「"エム"、ですか？アルファベットのＭですか？」

「そう、どう？」

「・・・理由をお聞きしても？」

「うん、理由は主に３つ。因みに３つとも単語の頭文字ね。」

Aは右手の三本をスマホにつきだす。

「まず１つ目はmanager,管理者。二つ目はmaumet,つまり邪神ね。これは沖田の言葉から思い付いた。」

「・・・それで最後は何ですか？」

「３つ目は・・・moron,意味は低脳、バカ。」

Aはいたずらが成功した子供のようにニヤッとした。

ここにいる全員が顔に驚きを見せる。多分言われた本人も驚いているだろう。

・・・やっぱりこいつはおもしれェ。さすが俺の___________だ。

「おもしれェじゃねーか。」

俺はAの頭の上に腕をのせる。

「ちょっとやめてよ！」

なんか言われているが気にしねぇ。

「フフフっ、これは一本とられましたね。・・そうですね。じゃあこれからＭと名乗りましょう。よろしくお願いしますね。」

その言葉にAは満足そうにニマッと笑った。

「それではもう言いたいことはありませんね。因みに家はこちらで用意しているのでここまでいってください。」

Ｍがそういうと頭上から紙が落ちてきた。

どうやら家の住所が書いてあるみたいだ。

「それではがんばってくださいね。さようなら。」

Ｍが言い終わったと同時にスマホは消えた。