mackenyu world

看病、まっけん。 ページ10

Niina様 リクエスト





✱






なんだかぼーっとして、熱っぽいな。

と思っていれば…



『38度…』



珍しく私、風邪をひきました。





夜帰ってくる真剣佑に、

一応報告しとく。


移しちゃったら大変だからね。




『はぁ、辛い』



とりあえず家にあったのは 熱さまシートくらいで

ぺたっと適当に貼り 寝室へ。





・






『ん…』


「ごめん、起こした？」


『ううん、大丈夫』




気づけば外は真っ暗で、

隣には心配そうに見つめる彼。


(はぁぁ会いたかった〜)





「どうしたの、辛い？」


『わ、ごめん。風邪ひいてたの忘れてた』




なんかいつも通り抱きついちゃった。

衝動ってやつ？に駆られまして…





これじゃ移すし 離れようとしたら、

更に強くなった力。



いいの？まっけん。

私今ただの風邪ウイルスだよ？ねえ？






「あっついね」


『うん』


「ゼリー食べる？」




ちらっと横を見ると たくさん入ったビニール袋。


…食べたい。でも、




『…離れないで、お願い』




私風邪のせいで 相当メンタルやられてるみたい。


ごめんね、まっけん。




「…移していいよ」


『へ？』


「僕に移して」




って言いながら合わさったおでこ。




『…でも、っ』




私の言葉は いとも簡単に遮られました。




『んっ…はぁ』




これでまた熱上がっちゃうんじゃないの？私。





『…はぁ。死ぬかと思った』


「ごめん、長くしすぎた。笑」




息できなくて胸叩いてるのに 離してくれないんだもん。




『言っとくけど、一応病人だから!!』





優しく扱ってください。←






✱









✱





ご希望に添えなかったら申し訳ないです…。

でも、精一杯頑張りました!!

またリクエストお待ちしております✩


by作者

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