mackenyu world

お久しぶり、まっけん。 ページ2

(you side)







✱





mackenyuこれから帰る。







(んんんっ！？)


自宅で最近飲めるようになった、
ブラックコーヒー(1粒砂糖入)を口にしていると

LINEの通知音、まっけんから、今から帰るっ！





A分かった!鍵開けて待ってる





と速攻返すと 速攻来た電話。

付き合って半年にはなるのに…未だに緊張。



『もしもし？』

「ねぇ、鍵は閉めといて。笑」



相変わらず落ち着いた声に 静かな笑い声。

ん〜落ち着く。




『久しぶりに会えるから嬉しくて…』

「ははっ、実は僕も走っちゃってる」


なにそれなにそれ！可愛すぎる…




『もう…ほんっと好き！』

「それは目の前で言ってよ」

『うん、帰ってきたらすぐ言う』

「とか言って恥ずかしがるくせに」


確かに。

でもちゃんと言うと約束して 身なり整えて
彼が帰ってくるのを待つ。

コーヒーをもう少しで飲み干しそうな時、

鍵の開く音がして…


「ただいま」


玄関ダッシュ。

なんかご主人様帰ってきたの喜んでる犬みたい…




『おかえりっ』



靴を揃えてぎゅってしてくれるこの時間が大好き。




「寂しかった？」

『うん、かなり』

「ごめんね、待たせて」


会えたのは約3週間ぶりくらい。


『大丈夫』


普段ここまで甘えたりしないけど…
今日はいいよね？



「明日と明後日オフだから、ゆっくりしよ」

『うん！』









✱

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