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手「 どうぞ 」
玄関まで連れてきてもらい、先に入るよう言われる
き、緊張…
そう言えば聞いてなかったけど ご両親は今いるのかな？
「 お、お邪魔します…っ！」
ゆっくり足を踏み入れると、後から笑い声が聞こえてきた。
「 笑わないでよっ 」
手「 だって…笑 」
そんなに可笑しかったのか、目をくしゃくしゃにして喋れないくらい笑ってる。
「 やめてよ、つられちゃう。笑 」
手「 Aが悪いんじゃん。笑 」
まだ入れてもないのに玄関先でこんなに笑っちゃうなんて。
でもおかげで少し緊張が解れた。
リビングらしきドアを開けると、
白を基調としたシンプルで綺麗なお部屋が見える
「 わ、綺麗！」
手「 一応掃除した 」
「 いつもは汚いの？笑 」
手「 うるさい、綺麗好きだから 」
コツン、と頭を叩かれる。
なんだか こういうのいいよね。ドMじゃないよ？笑
ソファーを指さし、座ってて？と声をかけたあと
キッチンに消える祐也くん。
なんだか…一人暮らしみたいなお家。
そういえば 静かだし家族は出かけてるんだろうな
しばらく部屋を見渡していると
カチャと コップの音が聞こえた。
手「 ジュース、飲める？」
「 うん！ありがとう 」
机に並べたあと 祐也くんも隣に座り込む
手「 暑かった〜 」
なんて言いながら
「 ねえ…もっと暑いと思うんだけど 」
手「 これはいいの 」
ぎゅうっと強く抱きしめられる。
これはいいって…
初っ端から調子狂っちゃうよ。
その後 暫く抱き締められたままだったけど
私、何か忘れてる気がするんだよね
何だっけ
自分の荷物に目をやると
「 …あ！！ケーキ！！」
そうだ、完全に忘れていた。ケーキの存在。
手「 ケーキ？」
「 お母さんがくれたの！溶けちゃったかな… 」
祐也くんの腕から抜け出して、中身を確認すると
保冷剤が多く入っていたのか 無事だった。
手「 うわ、美味そ〜 」
上からの声に顔を上げると
ニコニコしてる祐也くん。
可愛い。
「 一緒に食べよう！」
お皿を持ってきて、ショートケーキを二つ 並べた。
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葵ゆき - １つお願いが。まだまだ新米ですが小説が書こうと思います｡で、少しこのお話に似てしまうと思うのですが、このお話の名前を小説に出していいか聞きに来ました。。 お返事待ってます。 (2019年4月6日 22時) (
レス) id: 4e7532b7f3 (このIDを非表示/違反報告)
真子(プロフ) - きみえさん» きみえさん、コメント嬉しいです！ありがとうございます〜！！(≧▽≦) (2018年10月5日 22時) (レス) id: c5ebfa47eb (このIDを非表示/違反報告)
きみえ(プロフ) - 切ない、、、大好きな作品です！！続編楽しみにしています！！これからも応援してます！ (2018年10月5日 22時) (レス) id: 07ca606d01 (このIDを非表示/違反報告)
真子(プロフ) - きたにかこやまさん» きたにかこやまさん、コメントありがとうございます。無事こちらは完結しましたが、まだまだ続くのでぜひ応援してくださると嬉しいです（＾_＾）！ (2018年10月5日 21時) (レス) id: c5ebfa47eb (このIDを非表示/違反報告)
真子(プロフ) - ナナしさん» ナナしさん、何だか読まれてしまってコメントを返せずにいました。ごめんなさい。私的にこの小説はもっと続けたいので最後まで見守ってくれると有難いです。（＾_＾） (2018年10月5日 21時) (レス) id: c5ebfa47eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真子 | 作成日時：2018年8月13日 2時
