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これで最後のプレゼント
そう言って ポケットから紙を取り出した。
「 まだあったの？申し訳ないよ… 」
手「 いいから 」
二枚のチケットのような物。
その片方を私の手に置いた。
手「 俺のお願い聞いてよ 」
「 …沖縄行きの…航空券…？」
手「 そう、仲直り旅行？笑 」
まあ本当はただの旅行だったんだけど
それも含めて、って。
「 行きたい… 」
手「 ほんと？」
「 うん！行こうよ沖縄！」
丁度祐也くんは、三連休を取ってくれていて
今から一週間後のことだった。
「 ほんとに…プレゼントいっぱいだ 」
手「 Aが喜んでくれたらそれでいいよ 」
「 うん、すごく嬉しい 」
忘れてるなんて、酷いこと思っちゃって
申し訳ないぐらい。
祐也くんはそんな人じゃないって
私が信じないとダメだったのにな。
その後、とりあえず
ケーキを二人で食べて
お風呂にも入った。
既に日は変わっているけど
まだ誕生日かのように、ずっと気分がふわふわしてる
手「 A 」
幸せだなあ、って空を見ながら立っていると
耳元で祐也君の声が響いた。
「 …もっ、それやめてって 」
手「 いいじゃん、可愛いから 」
何その理由、
おかしくて笑っていると
優しく手を握られた。
手「 そう言えば、あれで最後のプレゼントって言ったけどまだだった 」
「 え？」
手「 物だけじゃ、嫌でしょ…？笑 」
見上げると、既に男になってる
祐也くんがいて
私を見下げながら口角を上げた。
「 …、どういう 」
手「 知らないふりなんて反則。笑 」
「 だって、」
手「 だって…？」
ああきっと、今日は何を言っても聞かないんだろうな
というか
多分沢山甘やかしてくれるんだろう。
「 …甘えるよ？」
手「 その気になった…？笑 」
「 ばかっ 」
ふい、と顔を逸らしたけれど
そのまま手を引かれ 寝室に連れられた。
手「 可愛いAを見なくちゃね 」
「 …ん 」
優しくベッドに組み敷かれ
私に跨る祐也くんは、野獣そのもの。
「 好きだよ 」
その一言でスイッチが入ったのか
私の唇に深いキスを落とした。
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葵ゆき - １つお願いが。まだまだ新米ですが小説が書こうと思います｡で、少しこのお話に似てしまうと思うのですが、このお話の名前を小説に出していいか聞きに来ました。。 お返事待ってます。 (2019年4月6日 22時) (
レス) id: 4e7532b7f3 (このIDを非表示/違反報告)
真子(プロフ) - きみえさん» きみえさん、コメント嬉しいです！ありがとうございます〜！！(≧▽≦) (2018年10月5日 22時) (レス) id: c5ebfa47eb (このIDを非表示/違反報告)
きみえ(プロフ) - 切ない、、、大好きな作品です！！続編楽しみにしています！！これからも応援してます！ (2018年10月5日 22時) (レス) id: 07ca606d01 (このIDを非表示/違反報告)
真子(プロフ) - きたにかこやまさん» きたにかこやまさん、コメントありがとうございます。無事こちらは完結しましたが、まだまだ続くのでぜひ応援してくださると嬉しいです（＾_＾）！ (2018年10月5日 21時) (レス) id: c5ebfa47eb (このIDを非表示/違反報告)
真子(プロフ) - ナナしさん» ナナしさん、何だか読まれてしまってコメントを返せずにいました。ごめんなさい。私的にこの小説はもっと続けたいので最後まで見守ってくれると有難いです。（＾_＾） (2018年10月5日 21時) (レス) id: c5ebfa47eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真子 | 作成日時：2018年8月13日 2時
