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私の足が止まったのは、玄関前。
一応後ろを振り返ると 誰かが追ってくる気配はなかった。
…何期待してんのよ、
用事。用事用事！！！！！
自分に言い聞かせて、内心期待してた心を
必死に奥にしまいこむ。
「 ただいま〜！」
悟られないように、明るい声を出してドアを開ける
…と、
リビングから聞こえてくるバタバタという足音。
バンッ！！と勢いよく開いたドアから
『 A！！！』
出てきたのは
「 …え？」
『 おかえり！』
「 …岳(がく)？？」
「 っわあ！」
大人びて一瞬誰か分からなかった
この男は
私に思いっきり抱きついてくるこの男は
岳「 そう！岳！久しぶり！」
紛れもなく、小さな頃よく遊んでいた従兄弟で
「 な、なんで…？」
岳「 Aに会いたかったから来たんだよ〜っ 」
そんな可愛いことを言えちゃう
年下だと思わせて、本当は大学生のお兄ちゃん。
てか、待って、ついていけないし。
「 一旦…離れてよ… 」
岳「 何？照れてんの？ほんと可愛い奴！」
あー面白いって、笑ながら体を離して
行こ！とリビングに連れられた。
…ひとつ言いたいのは
この状況。非常にまずいということ。
「 …祐也くん 」
岳「 え？なんか言った？」
「 あ…いや… 」
きっとバレたら岳、殺されちゃう。
こんなスキンシップ多いし
母「 Aおかえり、岳来てくれたのよ〜 」
呑気に笑ってるお母さん
悪いけどそれどころじゃないし。
なんだか嫌な予感。
「 ああ、嬉しい 」
岳「 A誕生日じゃん？だから来た！」
「 それで？ありがとう 」
精一杯の笑顔を向けると
可愛い〜って、むぎゅうとまた抱きしめられる。
…ああほんと、これ家の中で助かった。
母「 ほんと二人は仲良いのね？昔から 」
岳「 そりゃそうでしょ？Aは俺の彼女だし 」
「 …え、」
岳「 え。じゃないだろ！」
否定すんなよってプンプン怒ってるけど
私は…
お母さんに目を向けると、少し苦笑いをされた。
仕方ない、黙っておこう。
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葵ゆき - １つお願いが。まだまだ新米ですが小説が書こうと思います｡で、少しこのお話に似てしまうと思うのですが、このお話の名前を小説に出していいか聞きに来ました。。 お返事待ってます。 (2019年4月6日 22時) (
レス) id: 4e7532b7f3 (このIDを非表示/違反報告)
真子(プロフ) - きみえさん» きみえさん、コメント嬉しいです！ありがとうございます〜！！(≧▽≦) (2018年10月5日 22時) (レス) id: c5ebfa47eb (このIDを非表示/違反報告)
きみえ(プロフ) - 切ない、、、大好きな作品です！！続編楽しみにしています！！これからも応援してます！ (2018年10月5日 22時) (レス) id: 07ca606d01 (このIDを非表示/違反報告)
真子(プロフ) - きたにかこやまさん» きたにかこやまさん、コメントありがとうございます。無事こちらは完結しましたが、まだまだ続くのでぜひ応援してくださると嬉しいです（＾_＾）！ (2018年10月5日 21時) (レス) id: c5ebfa47eb (このIDを非表示/違反報告)
真子(プロフ) - ナナしさん» ナナしさん、何だか読まれてしまってコメントを返せずにいました。ごめんなさい。私的にこの小説はもっと続けたいので最後まで見守ってくれると有難いです。（＾_＾） (2018年10月5日 21時) (レス) id: c5ebfa47eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真子 | 作成日時：2018年8月13日 2時
