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だけど触れるだけのキスを一つ
それだけで祐也くんは、すぐに離れた。
…また？
暗くてお互い表情は見えないけど
期待ばかりしてしまう私だから悲しくなった。
「 ...ゆう、 」
手「 A 家の中入ろう 」
話しかけようとしても遮られて
虚しく手を引かれるまま 明るい部屋に入った。
その途端 後ろから抱きしめられる。
手「 Aってほんと分かりやすい 」
「 え？」
手「 今ちょっと悲しいでしょ？笑 」
「 ...あ、いや、」
手「 隠さなくていいよ、お風呂入っておいで 」
「 …お風呂？」
手「 うん、何？」
ああそっか、祐也くんの考えてることやっと分かった
ダメだ。絶対今顔赤い。
幸い私の表情は祐也くんには見えないけど。
手「 ふふ、一緒に入る…？笑 」
「 なっ、馬鹿！」
また私をからかって…っ
祐也くんの腕から逃げるようにお風呂場へ向かった
そういや着替えとか何にもないじゃん。
まあ、祐也くんが用意してくれるかな
そう思ってお風呂へ入った。
脱衣所に出た時、バスタオルと大きなTシャツがあった
体を拭いて着てみると、私の膝上まである。
「 祐也くん、お風呂ありがとう 」
少し緊張しながら
声をかけると私を見て少し目を見開く。
手「 …いえいえ、俺も入ってくる 」
さっきの表情は何なのかよく分からないけど
何も言わず足早に私の横を通り過ぎた。
このTシャツ 祐也くんの匂いがする。
ふふ、変な感じ。
ドライヤーで髪を乾かしてソファーに腰掛ける
その途端、夕方の事を思い出した。
��後で甘やかしてあげるから��
〜〜〜〜〜〜〜〜っ！！ダメダメダメ！！！
何考えてるの、私！
ほんと変態！
いや、でも思ってたんだけど
祐也くんってかなり変態だよね。
なんか、うん、そう。笑
もう頭は祐也くんのことしか考えれなくて
膝を抱えながら 出てくるのを待った。
何って声掛けたらいいんだろ
あえて無視しようか
それはダメかな
テレビも付けず シンとした部屋に
ガチャっと
ドアの開く音がした。
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葵ゆき - １つお願いが。まだまだ新米ですが小説が書こうと思います｡で、少しこのお話に似てしまうと思うのですが、このお話の名前を小説に出していいか聞きに来ました。。 お返事待ってます。 (2019年4月6日 22時) (
レス) id: 4e7532b7f3 (このIDを非表示/違反報告)
真子(プロフ) - きみえさん» きみえさん、コメント嬉しいです！ありがとうございます〜！！(≧▽≦) (2018年10月5日 22時) (レス) id: c5ebfa47eb (このIDを非表示/違反報告)
きみえ(プロフ) - 切ない、、、大好きな作品です！！続編楽しみにしています！！これからも応援してます！ (2018年10月5日 22時) (レス) id: 07ca606d01 (このIDを非表示/違反報告)
真子(プロフ) - きたにかこやまさん» きたにかこやまさん、コメントありがとうございます。無事こちらは完結しましたが、まだまだ続くのでぜひ応援してくださると嬉しいです（＾_＾）！ (2018年10月5日 21時) (レス) id: c5ebfa47eb (このIDを非表示/違反報告)
真子(プロフ) - ナナしさん» ナナしさん、何だか読まれてしまってコメントを返せずにいました。ごめんなさい。私的にこの小説はもっと続けたいので最後まで見守ってくれると有難いです。（＾_＾） (2018年10月5日 21時) (レス) id: c5ebfa47eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真子 | 作成日時：2018年8月13日 2時
