《クロスオーバー》 ページ50
｢先輩って本当に単純ですよね｣
｢うるさい！やだやだ！離して！ばかばか！｣
side巴日和
突然現れた綺麗な子を追いかけて行ったひなたは案外直ぐに彼を連れて戻ってきた
なんでも彼の行動パターンは単純なため直ぐに捕まえられたらしい
日和｢それにしても驚く程見た目と中身のギャップがすごいね！せっかくそんなに綺麗な顔をしてるんだから、もっと相応しい口をきくべきなんだね！｣
｢おれこの癖毛嫌い！｣
｢巴日和先輩です！相手3年生ですよ！｣
日和｢ジュンくん！この子生意気なんだね！｣
ジュン｢いや、俺は素直でいいと思うっすよぉ｣
笑ってないで欲しいね？！なんて言っていれば凪砂くんは興味があるのかソワソワしていてその視線に気がついたのかAくんはそちらを見た
｢･･･へぇ驚いた。随分綺麗な音してる｣
乱｢？私の事？｣
｢うん。透明で澄んだ音だ、綺麗｣
漣｢音？そんなの聞こえますかぁ？｣
乱｢ありがと｣
どこか嬉しそうにする彼に嬉しくて微笑むとAくんは今度はこちらを見た
｢成程ね、太陽みたいだ暖かい音。あなたも綺麗な音だね｣
巴｢ん？褒められてる？ふふ、それならありがとう｣
七種｢さっきから音ってなんなんですか？｣
｢別に？秘密｣
クスクスと楽しそうに笑う姿は愛らしくてさっきのツンとした態度とのギャップがすごい
でも、なんだいい子みたいだね。
｢ところでひなたちゃんは俺に何か用？呼び止めたってなにか用事があったんでしょ？｣
｢!!･･･いや、その｣
｢･･･ふむ、悩んでる音かな。それなら少年に俺は逃げ道を与えよう｣
差し出したのは1枚の紙、そこには連絡先が書いてあった
七種｢ちょ！人には連絡を最低限にしろって言ってるくせになに簡単に連絡先あげてるんですか？！｣
｢はいはい、ひなたちゃんは才能無くなんかないよ。
人の名前とか覚えるの大嫌いな俺が覚えてるんだもん。それに、あいつらはどうか知らないけど、俺達はひなたちゃんの才能の方信じてたから押したわけだしね｣
なんの話しをしているのかなんて分からないけどそういう彼の顔があまりにも慈愛に満ちていて、ひなたくんのかおが泣きだしそうで、止められなかった
｢じゃぁ俺帰るから。またね｣
立ち去る彼を他所にひなたは頷くと口を開いた。それはしんじられないことだった
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ももた(プロフ) - 1128 (2018年11月18日 9時) (
レス) id: 89782e0b63 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめの(プロフ) - ワイモイさん» コメントありがとうございます！コラボしてしまいました遂にまた手を出しましたクロスオーバー頑張って行きますのでよろしくお願いします (2018年10月21日 11時) (レス) id: 89782e0b63 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめの(プロフ) - 名無し丸さん» 温かいお言葉ありがとうございます･･･ほか作品も頑張っていきます！お心遣いありがとうございます (2018年10月21日 11時) (レス) id: 89782e0b63 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめの(プロフ) - 羅衣奈さん» コメントお返事遅れてすみません！応援の言葉ありがとうございます！あんスタの方も続編始まりましたのであちらもよろしくお願いします！ (2018年10月21日 11時) (レス) id: 89782e0b63 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめの(プロフ) - ワイモイさん» コメントありがとうございます！ひめにゃんヤンデレ妹なので怖いです！ (2018年10月21日 11時) (レス) id: 89782e0b63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆめの | 作成日時：2018年10月3日 22時
