殺し屋と解体屋の日常【Diner】

【番外編】幸福の晩餐 ページ33

澪side

スキンのイメージカラーはやっぱり青だよな

そう思いながら奇声を発している柊に目に付いた青いドレスを渡した


我ながらいいの選んだかも



私はと言うと、黒のシースルーになったふわふわとしたシャツにガウチョパンツという


いつもよりヒラヒラが増しただけなのではと思いつつも


不安そう顔をしている柊の隣に立って外で待っているボンベロとスキンの元に向かった



『待たせたねー』


いつもとほぼ変わらない彼らの服装に




この着替えはなんだったんだ




そう、思っていたが



柊｢どう…かな？｣


ス｢似合ってるよ

とっても好きな色だ｣


柊｢…す……き……｣



何かイチャイチャと話をしているスキンと柊を見てこいつらのためだったかと確信した



ボ｢馬子にも衣装だな｣

『それは褒めてないよ？』


いつもと同じような服装にイジメのようなコメントが入る


まぁ気にしないけど



ボ｢いつまで喋ってんだ

行くぞ｣



そう言って何故かスキンの腕を掴みガツガツと歩いていくボンベロ


柊｢Bのlフラグが…｣


『…行こ』


柊｢そうだね！｣



ボンベロとスキンを追いかけて着いたのは



ダイナーのように組織の協定から出来たレストランだった



私はダイナー以外にもよく他のレストランへ足を運ぶ


ほとんどが、酒を飲むためだが




久しぶりにダイナー以外でまともな料理を食べる



…だから、他では酒しか飲まないんだって



まず、ボンベロがついてきてくれるかが不安だった

一流のシェフを連れてくるなんてこっちも胃に穴があきそうだ



｢いらっしゃいませ｣

『やほ』



私が顔パスで入って行くと続いてボンベロやスキン、柊も入ってくる



メニューを持ってくるウェイトレスにそれぞれ酒を頼み(柊はスキンのせいでジュース)


既に注文してある料理を持ってくるように頼んだ


ボ｢本当に美味いんだろうな｣

ス｢まさか、ボンまでついてくるとはね｣


『ボンに勝てるかは謎だけど

ふつーに美味しいよね』


うんうんと柊も頷き、出てくる料理を待った



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次も私です！

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