殺し屋と解体屋の日常【Diner】

オレンジジュース ページ14

『ボンベロー！』

ボ「お前の脳は停止してるのか。邪魔するな」

『ほんとに真剣な話！』

ボンベロはため息をつき

私の方向に向いた

ボ「なんだ」

ボンベロは一見冷たくみえても
優しいんだよな

『澪の事好きでしよ』

ボンベロは意識してるのかは、わからないが
澪が幸せそうに食べてる姿を見て
優しく微笑んでる。その表情をするのは澪だけ


しかし、

ボンベロはなにも答えずに作業に戻った

『素直になればー』

ボ「人の事より自分の事を気にしたらどうだ」

『コレデモガンバッテル』

自分の事を言われてしまったら
もう何も言えない

ボ「席に戻れ」

『先輩はあのウェイトレスの事どう思ってる？』

ボ「知らん。俺に聞くな」

だよね。

席に戻ろうと思い離れた

ボ「アイツは…」

『え、なに』

ボ「俺の作るスフレが一番好きだな」

『なにそのBL発言この小説終わるよ』

ボンベロってたま〜〜に不思議ちゃんだよね
冗談か本気で言ってるのか、わからないけど。

席に戻ると澪がブロウと話してた

ブロウはこちらに気付くと手を上げ

「さっきは悪かったな」と言ってきた

『あー…こっちこそ。ごめんなさい』

とりあえず、頭を下げておいた
私の所にオレンジジュースを置いた

意外といい人なのかも…？

ブロウは
その後にカナコちゃんの元に向かった

澪「アイツは女癖悪いけど悪いやつじゃないよ」

『うん』

オレンジジュースを飲む

喉に甘い果樹が広がり、乾いた喉を潤した

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