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『桐谷。私はあまり人の首突っ込みたくないんだけど。言わなくてもどうしたらいいか分かってるでしょ?』
桐谷は少し迷って鬼塚の部屋をでた。
桐谷「鬼塚」
ついた頃鬼塚は土下座をしていた。
鬼塚「桐谷待ってろって言っただろう」
「桐谷また他人の家に帰るのか。親父のふりしたオッサンは、ただのおっさんやぞ」
桐谷とつるんでいた連中のヤクザたちはしゃがんで鬼塚に近づいた。
「なぁ先生。こいつに色々飯奢ったり買ったりしてやってんの」
鬼塚「都合がいいのは分かってる」
「どうわかってんねん」
鬼塚は突き飛ばされた。
しかし再び鬼塚は頭を下げた。
「うざっ。カラオケで洋楽歌われるぐらいうざっ」
鬼塚「桐谷が必要なのはお前らじゃなく親父さんなんだ。それにお前らに必要なのも、桐谷じゃねぇだろ」
鬼塚は服の中から昨夜のカバンを取り出した。
「先生分かってるなら最初っからちょうだいな」
すると男は電話して、こちらからは内容は聞こえないが、鬼塚と桐谷の様子がおかしい。
パトカーが到着して冴島がきたとき、桐谷が走って校門をでた。
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作者名:ゆぴか* | 作成日時:2017年11月1日 10時