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教室でホームルームが始まり、鬼塚という副担任がチョークで何やらでっかく文字を書いていた。



藤川「随分長いこと書いてましたけど、なんなんですか一体?」

鬼塚「今日からここのクラスの副担任になったグレートティーチャー鬼塚こと…!鬼塚英吉です。よろしく」



サングラスをしていたと思えば急に言葉が止まりサングラスを外した。



藤川「はーいみんな席ついてー」



私は廊下側の一番後ろ(桐谷の後ろ)の席に座った。



麻里子「おはよ」

加奈子「モーニン」

智美「モーニン」

KT「グッドモーニング」

藤川「おはよう」

麻里子「ございます」

鬼塚「遅刻してその態度はなんだ」

藤川「彼女読者モデルなんです」



扉があいたと思ったら麻里子が入ってきた。
麻里子は読モをしているので気に入らない生徒もいる。
特にKT。
私はあまりKTには関わりたくないが。



鬼塚「そこは休みですか?」



鬼塚は空席の席(めいりの席)を指さして言う。
教室内は一瞬氷づいた。



葛木「家が遠いんです」



何をいうのかと思えばデタラメ感丸出しの嘘。
私はそれに呆れた。

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作者名:ゆぴか* | 作成日時:2017年11月1日 10時

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