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『ただいまぁ』
rb「帰ったでー！」
無事にロボロが帰ってきたことで
留守番していた奴らは嬉しそうに
ロボロの周りへ集まってきた
これで上手いこと信用してくれたら
いいんだけど…
ut「それで、ちゃんとした飯は買ってきたんか？」
rb「肉と野菜」
sho「あぁ…まぁ、まともなものやな」
『お前らの水も買ってきたから、喉乾いたら言ってくれ』
zm「喉乾いた」
『さっそくかよ』
仕方ねぇなー、と
コップに水を入れて
引越しの際に母に持たされたストローを
ぶっ刺してゾムの前に置いた
ストローも口のサイズ合わんから
考えなあかんな…
『ちゃんと全員食えるように分けるんやで？特にゾムな』
zm「分かっとるわ」
『ほんなら、いただきますしよか』
手を合わせ全員でいただきますをすると
みんな腹が減っていたんだろう
すごい勢いで食べだした
『そんなに慌てんでも飯は逃げへんぞ』
rb「肉うまー！」
『そらよかったね』
zm「こんなに沢山食べれんのは久々やなぁ」
kn「食害はごめんやで」
zm「ん？なんて？おいシッマ全然減ってないで、もっと食えよ」
kn「食っとるわ！！」
ゾムの大食いはマジモンのようだ
異様に進むペースが早い
確かにこれは食害だ…
rb「ちゃんと食えよ肉、と野菜」
『食ってるよ、そんな俺の身体心配なん？これでも風邪引いたことないねんけどなぁ』
rb「…今日、あんた起こしに行った時な…服がめくれててん」
『え、ごめん…俺寝相悪いのかも』
rb「ちゃうねん、腹が…」
『？』
rb「……腹がぺちゃんこやってん」
あ、あああ…
寝ると更に肋骨とか浮き出るしな
そらやばいと思うよな…
『いやぁ、ごめんな？でも見て、肉はついとるんやで』
そう言って二の腕を摘んでみせると
ロボロは首を横に振った
rb「足らへん、それはただの皮や」
『足らんかぁ…』
rb「少しずつ慣らしてこうな、もっとカロリー高いもん食えるように」
『……ええ子やな、ロボロ』
この間のようにまたロボロの頭を
撫でようと手を伸ばした時
ふと、肩を揺らしたロボロを思い出した
怖がってるのに触るのは良くないよな
そう思い
ロボロの方へ伸ばした手を引っ込めた
こういうのも、きっと慣れだ
急ぐもんじゃない
rb「あの…昨日言いそびれたんだけど…」
『どした？」
rb「俺、触られてびびっちゃって…すまん」
俺の心を見透かしたように
そう言い出したロボロに
俺は何も言えなかった
.
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雪見大福(プロフ) - 泣きながら読みました！これからも無理せず頑張ってください！ (2021年3月19日 23時) (
レス) id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
絵描きさん(プロフ) - トマトジュースさん» ありがとうございます！！やっとですね…(号泣)頑張って更新させていただきます！ (2019年10月2日 11時) (レス) id: 215c832e11 (このIDを非表示/違反報告)
トマトジュース - 救出おめでとう(号泣)トン氏がついに心を開くのか……？あとなシッマ…察しちゃダメだ……。察した私も悪いが。えー、これからもですね、はい、更新頑張ってください。無理せず更新おねがいします。 (2019年10月2日 6時) (レス) id: b4078055ec (このIDを非表示/違反報告)
絵描きさん(プロフ) - りつさん» ありがとうございます！！ (2019年8月7日 12時) (レス) id: e46d68e377 (このIDを非表示/違反報告)
りつ - めっちゃすきです！！続き楽しみにしてます！！！ (2019年8月6日 19時) (レス) id: a91baceb22 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：絵描きさん
| 作成日時：2019年4月7日 11時
