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翌日
俺はみんなに急な講義が入ったと
嘘を言って一人で家を出た
飯を買いに行くと言えば
必ずロボロが着いてくるし
今はバイトも休みだし
嘘をつくのは心苦しいが
こればっかりは仕方ない
『お待たせしました』
kr「お、来たね。久しぶり、くられ先生だよ。君は…少し顔色が良くなったかな」
さすがに外では仮面を外すのだろう
優しそうな顔をした男は
あの日の科学者で間違いないようだ
やはり少し俺よりも背が高い分
威圧感は拭えないが
仮面がないおかげか
前よりはマシになっている
『ここではなんですから、移動しましょうか』
kr「あぁ、それなんだけど…私の家でもいいかね？そっちの方が君にとってもいいだろう」
『？…分かりました』
何が俺にとっていいのかは知らないが
彼がわざわざ提示するなら従うまでだ
きっとそこに俺の求める情報が
詰まっているはずだ
ーーーーーーーーーーーーーーー
kr「さぁ、入って」
『お邪魔します』
kr「まずはお茶でも出すよ。話はそれからだ」
『ありがとうございます』
正直喉が渇いて仕方ない
緊張か、珍しいな
俺はそういうのはあまりしないタイプだと
思っていた
あいつらに出会ってから
俺は自分の知らなかったことを沢山
知れている気がする
kr「……さて、そろそろ話をしようか」
『はい、お願いします』
kr「何から話せばいいか…そうだ、写真があったかな。あの子たちじゃなくて、あの子たちの親…つまり本物の彼らの姿だ」
『…これが、あいつらだって？』
kr「この写真には全員が写っているわけじゃないけど、左からトントンさん、コネシマさん、ゾムさん、鬱くん、シャオロンさん、ロボロさん。端にいるのは私だよ」
『あっ、ロボロはこの時から…』
kr「そうだね」
あぁ、小さいなぁ…
この写真にいるのが6人ってことは
あとの6人の姿は分からないのか
コネシマなんかは割と原型保ってるか
ゾムは今よりもガタイがいい
鬱は…太ったな？
この男があいつらのことを
元から知っていたというのは本当のようだ
『あの…彼らはなぜ生まれたんですか？』
kr「それは経緯のことを聞いてる？それともその方法について聞いてる？」
『どっちもです』
kr「なるほど、分かった。順を追って話そう」
俺はこの日全てを知ることとなる
.
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雪見大福(プロフ) - 泣きながら読みました！これからも無理せず頑張ってください！ (2021年3月19日 23時) (
レス) id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
絵描きさん(プロフ) - トマトジュースさん» ありがとうございます！！やっとですね…(号泣)頑張って更新させていただきます！ (2019年10月2日 11時) (レス) id: 215c832e11 (このIDを非表示/違反報告)
トマトジュース - 救出おめでとう(号泣)トン氏がついに心を開くのか……？あとなシッマ…察しちゃダメだ……。察した私も悪いが。えー、これからもですね、はい、更新頑張ってください。無理せず更新おねがいします。 (2019年10月2日 6時) (レス) id: b4078055ec (このIDを非表示/違反報告)
絵描きさん(プロフ) - りつさん» ありがとうございます！！ (2019年8月7日 12時) (レス) id: e46d68e377 (このIDを非表示/違反報告)
りつ - めっちゃすきです！！続き楽しみにしてます！！！ (2019年8月6日 19時) (レス) id: a91baceb22 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：絵描きさん
| 作成日時：2019年4月7日 11時
