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rb「ほんなら、俺リュックに入っとるな」
『本気でついてく気かよ…』
やる気満々にリュックへ入っていった
ロボロを横目に
それを見守る残りの奴らを眺める
あるものは笑って見ていたり
あるものは心配そうに見ていたり
けど、やっぱり圧倒的に
不安そうなやつが多かった
流石に人間と出かけるなんて
心配なんだろう
それだけ俺が信用されてない
ってことだけど
『そんな心配せんでも何もせぇへんから、安心して待ってな』
gr「………」
少しむくれるグルッペンの頭を
グリグリ撫でて
ロボロの入ったリュックを
前にしょった
上のところを少しだけ開けて
中を確認出来るように
rb「ほんなら行ってくるわー」
ut「おう頑張れよホビット」
rb「誰がホビットやねん、お前らも大して変わらんやろが」
『俺からしたらみんなホビットやわ』
リュックの隙間から顔を出し
手を振るロボロとともに
明るい外へ出た
『うわ、眩しいなぁ…』
rb「俺、昼間に外に出るの初めてや」
『ホンマに？まぁ目に優しくないから、その方がええよ』
rb「何買うん？」
『とりあえずトマトかな』
rb「絶対ゾム食わんで」
恐らく、拾ってきた子達の中で
一番距離的に近いのはロボロだ
それだけこいつが懐っこい性格
なのかもしれないけれど
こういう明るい奴がいるだけで
場の雰囲気ってのはかなり変わるな
助かったわ
『よーしロボロ、お前何食いたい？』
コンビニに着いた俺は
ロボロに外を覗かせて
何が食いたいかと聞いた
rb「え、俺が選んでええの？」
『当たり前やろ？お前らの飯なんだから』
rb「せやなぁ…ゾムは大食いやから、腹に溜まるものの方がええかなぁ」
しばらく考えて
ロボロは肉がいいと
ステーキ丼なるものを指さした
『9人やからなぁ…2つ買っとけばええやろ』
rb「3つやで」
『え、ゾムってそんなに食うん？』
俺はゾムの腹が真ん丸に膨らんだ
光景を想像した
きっと自分の身体くらい
大きくなるんや
と思ったが、どうやら違うみたいだ
rb「お前の分や」
『え、俺？』
rb「せや。お前痩せてるからな、肉食わな…あ、あと野菜もとらないと…」
『俺、肉食えへん…多分久々の油で胃もたれする』
rb「じゃあ鶏肉にしよう」
肉というのは決定事項なのか…
食べられるのか俺
吐かんやろな…
ロボロの言う通り
ステーキ丼と俺の鶏肉と野菜サラダ…
それからみんな用の水も買って
ひとまず家に帰った
.
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雪見大福(プロフ) - 泣きながら読みました！これからも無理せず頑張ってください！ (2021年3月19日 23時) (
レス) id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
絵描きさん(プロフ) - トマトジュースさん» ありがとうございます！！やっとですね…(号泣)頑張って更新させていただきます！ (2019年10月2日 11時) (レス) id: 215c832e11 (このIDを非表示/違反報告)
トマトジュース - 救出おめでとう(号泣)トン氏がついに心を開くのか……？あとなシッマ…察しちゃダメだ……。察した私も悪いが。えー、これからもですね、はい、更新頑張ってください。無理せず更新おねがいします。 (2019年10月2日 6時) (レス) id: b4078055ec (このIDを非表示/違反報告)
絵描きさん(プロフ) - りつさん» ありがとうございます！！ (2019年8月7日 12時) (レス) id: e46d68e377 (このIDを非表示/違反報告)
りつ - めっちゃすきです！！続き楽しみにしてます！！！ (2019年8月6日 19時) (レス) id: a91baceb22 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：絵描きさん
| 作成日時：2019年4月7日 11時
