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詩「はぁーちっさいけどほんまに人間なんやなぁ」
ut「うっ、触るならもっと優しくして…」
kn「おいこら鬱に触るな！」
sho「どっちやねん」
『これだから嫌やったんや…』
案の定、興味津々といった様子で
みんなに触れている詩乃を
コネシマが威嚇している
これ俺ん時より酷いのでは？
警戒してるのは同じやけど
『詩乃、一旦辞めてくれ。鬱がほんまに鬱になってまう』
ut「いやならへんわ」
kn「いやや俺、なんでおんねんこいつ」
『ごめんな』
いやほんまにな
なんでおんねん、出てけ←
rb「近々研究所行くんか？」
『そうやな…4日休み貰っとるから、そのうちには行くことになるな』
rb「こいつと一緒に行くん？」
未だ俺の腕に収まっているロボロが
目の前の詩乃を指さした
どうやらロボロくんも詩乃を
まだ認めていない様子だ
『場合によっちゃそうなるかもなぁ』
rb「絶対帰ってくるんやろな？」
『どうして？』
rb「Aが帰ってこんくて、代わりにこいつが俺達を引き取るとか絶対ごめんや」
『ンッw…そうか、分かった。頑張るよ』
いやぁ、懐かれてるって気分ええわ
懐っこい性格のロボロに嫌がられるって
相当やぞ、詩乃
gr「計画を練るんだろう？俺も協力しよう｣
詩「君はリーダー的な子？よぉし、じゃあ説明するね」
『お、おぉ…』
仲間のためとなると積極的ですね
グルッペンさん
これは下手したら俺より先に
詩乃に懐いてしまいそうだ
嫌だ、コンプリート出来ない…←
『研究所の見取り図なんかは？』
詩「俺を誰だと思ってんだよ、完璧にリサーチ済みだぜ」
『さすが』
大きく見取り図が
書かれている大きな紙を広げた詩乃は
少し自慢げに鼻を鳴らした
細部まで細かく書かれているこれは
詩乃自身が書き込んだものだ
これらはハッキングの類で得ることの
できる情報だろう
これ程高度な技術を持ち合わせているんだ
探偵じゃ勿体ない気がする
gr「俺達がいたのはこの部屋だ。覚えてる｣
tn「あぁ、俺もそうだと思う」
2人がある部屋を指さした
地上2階の東の部屋だ
『本当？じゃああの3人はここにいるかもしれないね』
詩「その可能性は大いにあるけど、あくまで可能性。他の部屋に隔離されとる可能性もあるからね」
『とにかく対策を取ろう。場所が分かっても、研究所に入れなきゃ意味がない』
gr「あぁ」
こんなふうに作戦を練るなんて初めてで
今はただただ成功を祈るばかりだ
.
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雪見大福(プロフ) - 泣きながら読みました！これからも無理せず頑張ってください！ (2021年3月19日 23時) (
レス) id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
絵描きさん(プロフ) - トマトジュースさん» ありがとうございます！！やっとですね…(号泣)頑張って更新させていただきます！ (2019年10月2日 11時) (レス) id: 215c832e11 (このIDを非表示/違反報告)
トマトジュース - 救出おめでとう(号泣)トン氏がついに心を開くのか……？あとなシッマ…察しちゃダメだ……。察した私も悪いが。えー、これからもですね、はい、更新頑張ってください。無理せず更新おねがいします。 (2019年10月2日 6時) (レス) id: b4078055ec (このIDを非表示/違反報告)
絵描きさん(プロフ) - りつさん» ありがとうございます！！ (2019年8月7日 12時) (レス) id: e46d68e377 (このIDを非表示/違反報告)
りつ - めっちゃすきです！！続き楽しみにしてます！！！ (2019年8月6日 19時) (レス) id: a91baceb22 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：絵描きさん
| 作成日時：2019年4月7日 11時
