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それから時は流れ、俺たちは高校2年に進級した
それに、クラスは美月と同じ
健「こたちゃーん、どうしよー、俺嬉しすぎて舞い上がりそー」
虎「シバケン⋯⋯舞い上がりそうじゃなくて、もう舞い上がってる⋯⋯⋯戻ってこーい」
貴「ふふ⋯でも、私も嬉しいです」
先程から美月と健の周りには花が咲いているかのように、ぽわぽわと暖かかった
貴「それに、皆同じクラスで良かったですね!」
そう。なんと、2年生になり、このクラスに
美月、健、虎太郎、幸大、アリサ、雛が揃った
雛「そうだね!」
ア「たしかに!⋯⋯あ、夜風さん、入学式のリハーサル行かなくていいの?ピアノあるでしょ⋯?」
貴「あ!忘れてました⋯⋯行ってきますね!」
健「え、美月ちゃん行っちゃうの⋯?」
健がしゅんとしながら美月を引き止めた
幸「シバケン、また後で会えるんだから⋯」
と、幸大がシバケンの首根っこを掴んで引っ張った
健「えっ、ちょ⋯美月ちゃーーーん!」
貴「ふふ⋯ごめんなさいね」
そう笑いながら階段をゆっくり下っていった
健「はぁ⋯⋯」
幸「どうしたの?シバケン」
健「まぁいろいろあんだよ⋯⋯」
(あいつが高一か⋯⋯)
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作者名:りんご飴 | 作成日時:2019年6月6日 23時