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それから時は流れ、俺たちは高校2年に進級した



それに、クラスは美月と同じ








健「こたちゃーん、どうしよー、俺嬉しすぎて舞い上がりそー」


虎「シバケン⋯⋯舞い上がりそうじゃなくて、もう舞い上がってる⋯⋯⋯戻ってこーい」


貴「ふふ⋯でも、私も嬉しいです」




先程から美月と健の周りには花が咲いているかのように、ぽわぽわと暖かかった





貴「それに、皆同じクラスで良かったですね!」



そう。なんと、2年生になり、このクラスに


美月、健、虎太郎、幸大、アリサ、雛が揃った




雛「そうだね!」


ア「たしかに!⋯⋯あ、夜風さん、入学式のリハーサル行かなくていいの?ピアノあるでしょ⋯?」




貴「あ!忘れてました⋯⋯行ってきますね!」



健「え、美月ちゃん行っちゃうの⋯?」




健がしゅんとしながら美月を引き止めた




幸「シバケン、また後で会えるんだから⋯」


と、幸大がシバケンの首根っこを掴んで引っ張った





健「えっ、ちょ⋯美月ちゃーーーん!」


貴「ふふ⋯ごめんなさいね」



そう笑いながら階段をゆっくり下っていった









健「はぁ⋯⋯」


幸「どうしたの?シバケン」


健「まぁいろいろあんだよ⋯⋯」









(あいつが高一か⋯⋯)

33 (夢主side)→←31 (健side)



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作者名:りんご飴 | 作成日時:2019年6月6日 23時

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