俺の彼女は (ページ25)

今日:37 hit、昨日:19 hit、合計:65,931 hit

23 (夢主side) ページ25

夕方、外を眺めているとノック音がした

貴｢どうぞ⋯｣

そう言うと、扉が開き

健｢美月ちゃん！｣

健と虎太郎、幸大、アリサ、雛が入ってきた

貴｢皆⋯⋯来てくれたのですね⋯！｣

私はすごく嬉しく思い、少し声が大きくなってしまった

虎｢夜風⋯大丈夫か？今、体調とかどうなんだ⋯？｣

貴｢ふふ、大丈夫ですよ⋯心配ありがとうございます｣

心配そうな虎太郎を安心させるように微笑む

貴｢皆の顔を見たら、もっと元気になりました｣

｢よかったー！｣と、皆嬉しそうに笑っていた

雛｢あ、あのね夜風さん⋯クッキー買って持ってきたんだけど⋯一緒に食べない？｣

ア｢無理しなくていいから⋯｣

雛とアリサは少し照れくさそうに言った

(クッキー⋯⋯一緒に食べたい⋯！)

貴｢ありがとうございます⋯！一緒に食べましょう？｣

そう言うと、二人は笑顔で嬉しそうに｢うん！｣といい、テーブルにクッキーを広げてくれた

貴｢あ、紅茶用意します⋯｣

そう言い、ベットから降りようとすると

幸｢夜風さんは座っていて。僕がやるから｣

幸大がそう言ってくれて用意してくれた

その後皆でクッキーを食べて色々なことを話した

(凄く嬉しい⋯⋯そして⋯楽しい⋯⋯)

(これが⋯⋯友達⋯)

楽しい時間はあっという間に過ぎ、面会終了時間近くとなった

虎｢あー、もう時間かよ⋯｣

ア｢まだ話していたかったわね⋯｣

各々が残念そうにいいながらも帰る用意をし始めた

貴｢皆⋯今日はありがとうございました⋯！とても楽しかったです⋯。早く元気になって、学校に行きますね｣

今日の気持ちを素直に伝えると、皆は明るい笑顔になり、｢じゃあまたね、おやすみ｣と言って帰っていった

ただ一人を除いては⋯