138話.エピローグ ページ38
「ねぇA」
『ん〜？』
「あの時から考えてたんだけど
Aは何時から俺を好きになった？」
何時から…か
それはもちろん
『ずーっと前からだよ』
「え！？うそ、そんな前から！？」
『本当だよ』
そっかぁっとニヤける研二をよそに
私はぐっと背伸びをして写真を入れていく。
『ふふっ』
5つの桜を、みてきてほしいなんて
母さんもずるいこと言うなぁ
もうとっくに知っていたのに
「あ！その写真持ってたんだ」
『そりゃあ、ねぇ』
私の原点にもなる警察学校の卒業式の写真
彼らのことを守ろうと再度
決意したのはこのときだったかな。
「ねぇA」
『ん？』
「大好きだよ」
研二はところ構わず言ってくるから
恥ずかしすぎる！！
顔が赤くなるのをよそに
研二は私に寄りかかってくる。
『っ…私も大好き』
「！、俺の奥さん可愛い〜！！」
『ちょっ！！全く…』
「ありがとう、俺を選んでくれて」
『それなら私のセリフだよ』
ありがとう
研二
ありがとう
A
『「これからもよろしく」』
これは幸せになった元死神のお話___
別れと出会いを繰り返していきていく
彼らの物語。
これにて物語はおしまい。
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宵月葵(プロフ) - マシュマロ。さん» コメントありがとうございます！続きを投稿しましたので見てくださったら嬉しいです！ (2022年8月2日 20時) (
レス) id: d3a5c0c245 (このIDを非表示/違反報告)
マシュマロ。 - めちゃくちゃ続きが気になります。よかったら投稿してほしいです。 (2022年8月2日 13時) (レス) @page24 id: 9628aa6cdd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：宵月葵 | 作成日時：2020年5月10日 7時
