副 作 用 [ 260 ] ページ33
* 真愛side *
「 うぅ …… おぇっ … はぁ …… はぁ … 」
お昼 に 吐き気止めの 点滴 を してもらってから 、
暫く は 収まっていた 吐き気 が 夕方 に なって
また 出てきた 。
ナースコール … 押さなきゃ ……
看 『 はーい 、 真愛ちゃん どうしたかな? 』
「 … かなで … せんせ……おえっ…」
喋っている 途中 で また 吐き気 の 波 が 来て 、
すっかり 話すどころ では なくなって 吐き気 に 耐えていると 、
看護師さん と 奏先生 が 病室 に 飛び込んで きた 。
奏 「 もう 大丈夫 だからね 、 吐き気止め の 点滴
繋ぐから 少し したら 楽 に なるからね 」
「 うぅ … っ … はぁ …… はぁ … 」
奏 「 大丈夫 … 大丈夫 …… 」
お薬 が 効くまで の 間 、 奏先生 が ずっと
背中 を 撫でてくれていて 、 気 が 付いた頃 には
二人きり に なっていた 。
・
奏 「 … 点滴 だいぶ 効いてきたかな?
さっきよりは 多少 顔色も よくなったね 」
「 ……… 」
奏 「 ナースコール 押せて 偉かったね? 」
「 …… っ … ぐすっ … 涙 」
奏 「 泣かなくていいのに〜 笑 。
辛かったねぇ 、 よしよし …… 」
なんだか いつも以上 に 甘えたくて 仕方 が なくて 、
気 が 付いたら 涙 が あふれて 止まらなく なっていた 。
見かねた 奏先生 が 、 真愛 の こと を
ベッド の ふち に 座って 抱っこ してくれた 。
背中 を トントン してもらうと 、 妙 な 安心感 が あって 、
ちょっと だけ 落ち着いた ような 気 が する 。
奏 「 真愛ちゃん 、 嫌 かも しれないけど
お熱 だけ 測らせて ほしいな? 」
お熱 を 測ること なんか 痛くない って わかってる けど 、
今日 は 何にも したくなくて 思わず
先生 に 強く 抱きつく 。
奏 「 嫌か〜 苦笑 。
でも さぁ 、 真愛ちゃん ちょっと お熱 高くなってきた と
思うんだよね? 測らせて ほしいなぁ〜 (^^; 」
「 … ぃや泣 」
奏 「 そんなに イヤ? … じゃ 一瞬 だけ 我慢 してて? 」
なんだろう って 思って
思わず ギュ って 白衣 を 握った 瞬間 、
耳 に 何か 入れられて ピッ て 音 が した 。
「 いま の … なに … ? 」
奏 「 ん? お熱 測ったの 。 ちょっと 高いね〜 … 」
… もう これ以上 嫌なこと しないで ほしい 涙 。
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来歌 - 私もジンベイザメ好きですwwなんか憎めないんだよね。真愛ちゃんと一緒で。小説、面白かったです! (2020年5月7日 0時) (レス) id: 84127cae19 (このIDを非表示/違反報告)
ニコリン - 面白かったです! (2020年5月5日 15時) (レス) id: 1b4bef7bb2 (このIDを非表示/違反報告)
まじかるれいん☆ - すごく面白いです!真愛ちゃんが可愛い/// (2018年10月4日 16時) (レス) id: 9a258b9a35 (このIDを非表示/違反報告)
Rilakkuma(プロフ) - ↓↓↓すみません!これからも、です...。 (2018年9月29日 19時) (レス) id: 712bdbb353 (このIDを非表示/違反報告)
Rilakkuma(プロフ) - こういうストーリー、めっちゃ好きです!!れからも無理せず頑張って下さい!! (2018年9月29日 19時) (レス) id: 712bdbb353 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:澪那 | 作成日時:2017年10月8日 1時