【BTS】ARMYの嫉妬対象はメイクヌナ

ヌナ41 ページ41

「ねえ、ヌナ！」



「ん？どうした？」



「あそこにいるのってテヒョン先輩じゃない？！」



「え、そんなはず...

そんなはずあったわ、ちょっと待っててもらっていい？」



「もっちろん！！いいな〜、ヌナはテヒョン先輩と仲良くて」




「今度紹介してあげようか?」




「え、ムリムリ、緊張しすぎて死んじゃう」









相変わらずテヒョンのことが大好きな弟に少し呆れる。



まあいいんだけどさ。






チラッと見えたテヒョン...と、ジミンとジョングク。



何でここにいるかわかんないけど、よく今まであの3人でいてバレなかったものだ




というか、今は泣いてるテヒョンの方が気になる。




何で泣いてるのか、何でここにいるのか、聞きたいことはたくさんある。







でもまずは、









「テヒョナ、どうしたの？」




TH「ヌナぁ...！」




「わ、」




TH「ごめんなさい...
でも、僕ッ、もうムリだもん...」




「えっと〜...これはどういう状況？」









助けを求めるようにジミンとジョングクの方を見ると気まづそうに目をそらされた




そしてポツリポツリとこうなった経緯を話し始めた。




要約するとつまり、






私が彼氏(弟)と遊びに行って不安だった、だから後をつけていたら思いのほかメンタルやられた？





なんだそれは。



よくわからない。






いや彼氏じゃないし、弟だし。



半端呆れてこれは呼んだ方が早そうだなっと思って弟に手招きをした。



が、全力で首を横に振っている。




やー、そんなにふったらもげる。






私の弟はテヒョンに憧れを持っているらしく、近づくのも烏滸がましいみたいな精神の持ち主だ。



好きなら仲良くなればいいのに



せっかく私がいるんだからパイプ役になるよと可愛い弟のためにそう告げれば







「違うの！そういうのはダメ！
だってなんかずるいし！」




「よくわかんないけど可愛いから
なんでもいいや」







ってなった。




つまりは弟が可愛いってことだ。









JM「...ヌナ、流石にそれは僕らもやられるからやめて」




「え？どういうこと？」




JK「今、彼氏呼ぼうとしたでしょ？
...もうわかったから、僕にこれ以上
見せつけられたら死んじゃう...」




「はぁ？」









なんか、凄くめんどくさいことになってるなっていうのはわかった。




頼むから弟よ、


来てくれ




そしてこの状況をどうにかしてください。

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