肆佰弍拾壱 ページ21
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Aside
気がつくと真っ暗闇の中だった。
『あ、無惨さん。』
無惨「……。」
遠い…離れちゃってる
近づこう…
『無惨さ──「行っては駄目です。」
『えっ……?』
振り向くとそこに居たのは、たくさんの人々。
まじで多い、何人いんのってほど居る。
『えっ……?』(二回目)
ほんと何人居るんだ…多すぎる…
人「あっちは地獄行きです。貴方はこちらへ来てください。」
ああ、そうか
私は死んだ
『あの……貴方たちは……?』
人「私たちは貴方に救われたのです。
悪鬼に喰われた私たちの無念を貴方が晴らしてくれた…
本当にありがとうございます。」
深々と頭を下げる人々。
中には土下座までしている人がいて…
『(私、こんなにたくさんの人を救ってたんだ…。)』
言葉に出来ない嬉しさや感動が込み上げてきて、視界がぼやけた
「狛治さんを助けてくれて本当にありがとうございます。」
うわぁ、恋雪さんだ…馬鹿みたいに可愛い…
『恋雪さんあってこその結果ですよ。』
恋雪「名前…!」
『来世でまた、一緒に花火見てあげてください。』
恋雪「…はい…っ!!」
そしてまた、声をかけられた
「お姉ちゃん、僕のこと覚えてる?」
『??』
人々が居る方では無く、反対側──つまり無惨さんが居る側から声が聞こえた。
累「那田蜘蛛山で、覚えてない?」
『累くん…?』
累「覚えてくれてたんだ、ありがとう。」
あんなイケボ忘れるわけないだろ…
にしてもここで会うのか…!あの時全然話したりできなかったもんなぁ。
累くんの両隣にはお父さんとお母さんが。
累「 黒髪の男の人(義勇)が僕の着物を踏み付けにした時、僕はしょうがないと思った
…でもお姉ちゃんがあの時庇ってくれて、僕…っ本当に嬉しかったし…絆のことをよく知れたよ…っ本当にありがとう…っ!!」
両親「「ありがとうございます…っ。」」
泣きながら頭を下げられる。
『頭を上げてください。
累くんがちゃんと絆に気づいてくれて良かった…良いお父さんとお母さんを持ったね。』
累「っうん!」
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夜ルカ(プロフ) - この作品を何度も何度も読み返してます!もう神作すぎて……しかも、奥が深いという。。ありがとうございました!!! (5月11日 16時) (レス) @page28 id: f93afeb2da (このIDを非表示/違反報告)
みの(プロフ) - 最後お父さん、、、ww (3月5日 16時) (レス) id: 7f6e6c065d (このIDを非表示/違反報告)
みの(プロフ) - あぁぁぁぁぁぁ終わっちゃった。゚(゚´Д`゚)゚。 とても面白かったです!ありがとうございました! (3月5日 16時) (レス) @page28 id: 7f6e6c065d (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - ああああかんけつだ (8月23日 1時) (レス) @page28 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
虹心(プロフ) - 作者様、本当にいい作品を作ってくれてありがとうございます😭😭😭😭😭😭😭😭もう最高でしたッッッッッ!!!! (5月19日 12時) (レス) @page28 id: 1044c21f3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:わんわん | 作成日時:2022年4月24日 18時