推しは守り助けるもの 参【鬼滅の刃】

佰肆拾漆の型 ページ46

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錆「やっぱりAだ。

相変わらず可愛いな。


俺も一緒に食っていいか？


なんか逢瀬しているみたいで緊張するな。」




はい、こんなこと言うのはあの人しかいません。




『錆─────




無「誰？」




錆「！！！…子ども…？まさかAの…」




『違う。』




無「誰？Aと恋仲なの？」




『それも違う。』




錆「違うのか？」




『あ、いや、違わなくもなくもなくもない…(？)』




子犬の目で見られたから反射的に！！


やっぱイケメンには負ける！！




無「Aは今僕が貸し切ってるの見てわからない？




恋仲でもないのに割り込んでこないでよ。」



錆「随分生意気な餓鬼だな。」




無「僕はAと一緒に住んでるから。君とは違う。」




錆「お前、下男だろ？」




無「違うけど？僕はAの"継子"になるから。」





錆「…継子か。


だが歳は十くらいだろ？


恋仲に発展しないのなら俺は構わない。」





無「そんなのわからないでしょ。


だって僕Aと一緒に寝てるよ？」




錆「！！！！」




有「ハァ……もうやめろよ。キリがない。」




『錆兎、この子は有一郎くんで、こっちが無一郎くん。』




錆「一緒に寝てるのか？」




『そうだけど…二人とも子どもじゃん…。』




錆「わからないだろ。」




『えぇ…



そういえば錆兎は任務？』




錆「あぁ、この先でな。」




鴉「ｶｧｰ!早ク行ケ！！！口説クナ！！！」



錆兎の鎹鴉が飛んで来た。



『ふふ、行ってらっしゃい。』




錆「……行ってくる。」




無「さっさと行きなよ。」




有「おい、また言い合いになるだろ。」




無「……」

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