佰肆拾参の型 ページ43
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長期任務は案の定すぐに終わった。
あ、列車はちゃんと乗れました!!
それでも二日はかかってしまったな…。
早く天使に会いたい…急ご。
話は変わるがお館様の病の進行が物凄く遅い。
まだ片目がうっすら見えない程度だと思う。
私の術のお蔭ではないと思うけど…。
まぁ、良いに越したことはないか。
再び帰りの列車に乗り、列車に揺られること数時間。
乗り換えしてまた列車に揺られる。
『え、うま……!』
駅弁を買いました。
とても美味しいです。
煉獄さんにちょっと憧れたとか言えない。
『……ご馳走様でした。』
丁度着いたし帰るか。
小走りでお館様と天使の元へ向かう。
ー
『すみません、遅れました。』
あ「本当は一週間の筈だったのに二日なんですよ、遅くないです。」
『ふふ、そうでした。双子の兄弟は?』
あ「こちらです。」
ついていくと二人共居た。(当たり前)
生きてる……!感激!!!
『こんにちは。
改めて私は──
無「鬼月 A でしょ?」
『あれ、知ってたの?』
お「それがね、何故かAのことは覚えているんだよ。」
『え、本当なの?』
何それ嬉しすぎるんですが……!!??
無「うん、名前と顔しか覚えてないけど。
あと匂い。」
『ふふ、匂い?臭くない?』
無「藤の花のいい匂いがする。」
あ、しのぶちゃんがくれた香水……。
ありがとうしのぶちゃん!!!!
『そっか。
今日から私の屋敷で二人は過ごすからね。
有一郎くんもよろしくね。』
有「……。」
うぅん、怯えられてる…。
無一郎くんも性格違っちゃってるから自分の味方は居ないみたいなものだもんなぁ。
『おいで、抱っこしてあげる。』
有「……は?」
『せーのっ』
有「ちょ、やめっ!
『わぁ、軽いね、ちゃんとご飯食べなきゃ。
これからは毎日美味しいご飯が食べれるよ。』
有「っ……!」////
顔赤くしてる……ちゃんと男の子だ!!
『ふふ、可愛いね。』
あっ、心の声…。
無「ねぇ僕はしてくれないの?」
『ふふ、いいよ。』
両腕で二人を抱え、歩き出す。
これが両手に花というやつか!
『じゃあ失礼します。』
お「よろしく頼むよ。」
『御意!』
・
・
・
あ「Aさんは適任だったようですね。」
お「あぁ、本当に素晴らしい子だ。」
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眠いちゃん - 可愛い…尊い…萌えるよ…神だよ… (2023年1月5日 20時) (レス) @page28 id: acdc06f415 (このIDを非表示/違反報告)
不死川実弥LOVE - 私も実弥LOVEです。 (2020年11月5日 17時) (レス) id: 101530242c (このIDを非表示/違反報告)
はぷはぷ島はぷ子((仮:小百合141 - あは…もう由亜さんの作品全部良い…1番のおきにいり作者さんですゥゥゥ尊敬の眼差し (2020年8月17日 0時) (レス) id: 1e0c41aa85 (このIDを非表示/違反報告)
霊夢たん! - 佰拾玖の型の朝すぎての所早朝だからに直した方が良いですよ〜! (2020年7月5日 18時) (レス) id: 196d7d8985 (このIDを非表示/違反報告)
霊夢たん! - 佰拾玖の型の朝すぎての所早朝だからに直した方が良いですよ〜! (2020年7月5日 18時) (レス) id: 196d7d8985 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:わんわん | 作成日時:2020年3月26日 18時