推しは守り助けるもの 参【鬼滅の刃】

佰肆拾弐の型 ページ42

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『…私は大丈夫なのですが、暫くの間はお館様に預かってもらいたいなぁと…

私も師範を亡くして、悲しい想いや辛い想いをした時に助けて下さったのはお館様ですし、

何より私はこれから長期任務が入っていますので…』



やっぱ原作と同じようにお館様の助言は偉大。


私が代わりに言ってもいいけど、きっとお館様が言った方が響く。



一瞬びっくりしたような顔をしたお館様だが直ぐにいつもの優しい表情に戻った。




お「勿論、Aにはいつもお世話になっているしね。

私が精一杯二人を見よう。」




『ありがとうございます。』





お「先の話になるが部屋は足りるのかな。」




『二階は私しか使ってませんので空き部屋が幾つかございます。』




お「そうか、よかった。


Aの屋敷には何人くらい住んでいるのかい。」





『えっと、結構住んでますよ。

一階は小部屋がたくさんありますので、各部屋に一人ずつ………十人住んでいます。

それと犬が三十匹程。』




お「ふふ、随分大家族みたいだね。」




お、お館様が笑っておられる…！！！！


尊い！！！！！！！！





『皆優しくていい子たちなんです。』




お「全員身寄りのない子たちだと聞いたよ。


本当にAは優しい子だ。」





『い、いえ、そんな…！』////



なんか今日めっちゃ褒められる…！



こ、怖い！




お「長期任務、よろしく頼むよ。


確か一週間だったね。」





『ふふ、二日もかからず帰ってきますよ。』




あ「Aさんなら有り得そうですね。」




お「だが遠いからね。列車の乗り方はわかるのかな。」





『大丈夫です。









……多分。』




お「多分……？」




『絶対！！』




令和と同じだよね？違ったら私変なとこ行くよ……？





お「わからなかったら駅員さんに聞くんだよ。


それと変な人について行かないこと。」






『ふふ、心配しすぎですよ。

もうそろそろ行かないと、失礼します。


二人をよろしくお願いします。』





「「行ってらっしゃい。」」

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